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REBORN  作者: ソラニヤマイ
第二章 駆け出しの英雄
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第十七話③

「すまないが…お前らのパーティに入るつもりなど、さらさらないぞ」


 近づいてくる魔族たちを払いのけて、俺は冷たい言葉でそう言い放つ。

 皆は呆然と立ち尽くし、怒りを見せるわけでもなく、ルビニスターへ視線を向けた。


「それは困ったな……別に無理ならそれでいいんだけどよ。ただ、お前を殺さなくちゃちけなくなっちまう」


 その瞬間、魔族たちは視線を一気に俺へと向けてきた。

 獲物を狩るような、殺意の込められた瞳でじっと俺を睨みつけてくる。


「さぁどうするスケルトン、もう一度聞いてやる。俺たちのパーティに入れ」

「断る」


 俺がそう言い放った途端、ルビニスターは勢いよく手を上げた。 


 それを合図に、魔族たちは一斉に俺へと襲いかかってくる。


「残念だ」と言った言葉を最後に、ルビニスターは背を向けて、この場から去っていく。


 俺は向かってくる魔族たちの攻撃を捌きながら、後ろの扉を開いて外へと出た。


「逃げてんじゃねぇぞ骨野郎!」


 そんな怒号が飛び交っているが、ここに止まる訳にはいかない。

 何せこんな狭いところにいては、身動きが取れずに押し潰されてしまうからだ。

 

 俺はこのまま何とか身動きを取れる場所を確保しながら、一定の位置には留まらずに動き回り、なるべく囲まれないようにしなくてはならない。


 何とか走ってアジトから離れながら、早い動きで向かってくる魔族の攻撃を跳ね除ける。

 だが、一体の攻撃を跳ね除けたところで、また別の魔族が攻撃を仕掛けてくる。強い打撃は俺の肋を砕き、引き続き攻めてくる。


 そんな敵を何とか対処していくが、相手を戦闘不能にさせる事は難しく、中々数が減ってくれない。


 全体を数にして数十体、相手に出来る筈がないのだ。


 何とか作戦を練らなければ、このままゲームオーバーになってしまう。辺りを見渡し、視界に入った場所へと急いで向かう。


 それは先程俺が向かってくる際に使用した森の中だ。


 この中なら木や草が邪魔をして、相手たちは一つの場所に固まって行動することが出来なくなる。

 俺自身も動きにくくはなるものの、うまくいけば数人と戦う事を繰り返せるはずだ。

 体力なら無限に回復する事が出来る、案外何とかなるかもしれない。

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