表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BreakActionDuel 箱庭の一対一  作者: ultimate!!
さぁ、箱庭に入ろう
4/16

第四話 拳の襲撃

間違えて別のところに投稿してしまった…

改めまして第四話です。


 〔マッチングが完了しました。〕

 〔対戦相手:ミ〕

 〔ステージ:森林〕


 転送されるは木が生い茂る森の中。

 だが前は綺麗に視線が通っている。

 ミの武器は槍。

 よく見ると短剣も携帯している。


 カウントダウンが始まる。


 5、()()を把握する。


 4、使えるものは使え。


 3、相手が構える。


 2、身体の力を抜く。


 1、少し宙に飛ぶ。


 0。地面に着地する―


 「『加速魔法・アクセル』」


 自分の速さが目に見えて速くなる。

 制限時間は十秒、消費MP20。


 相手までの道をただ真っ直ぐに走る。

 突っ込んでくることに少し驚いた感じが見えるがすぐに迎撃の構えを取る。


 だが俺の狙いはそんな愚直な攻撃ではない。


 足に力を入れ、思いっきり地面を踏み込む。

 その跳躍は積み重ねたステータスポイントにより、森を越える。


 「ハァ!?」


 ただ跳躍するだけならそこまでのことは無い。ただの一発芸止まりだし、何なら着地を狩られることすらある。ミもそれを理解しているようで足元に駆けてくる。


 だがどうやらミは跳躍のポイントボーナスを知らないらしい。


 跳躍が頂点に達し、下降が始まる。

 俺は身体を少し回転させ、頭を木に向ける。


 跳躍のポイントボーナス、二段ジャンプ。


 空中で足を空気に向けて全力で踏み込む。


 『アクセル』が切れているとはいえかなり速い速度で進む。

 俺はミの頭上を超えて進みミの後方の木に手を付く。

 そのまま手で押し上げ、ミにドロップキックを喰らわせる。


 「『加速魔法・クイック』」


 今度は別の魔法。

 唱えながら距離を一気に詰める。

 今度のは予め決めた動作の大幅加速。消費MPは30と少し多いがそれに見合った強さがある。


 『クイック』によって自分の敏捷ステータスを大きく超えた速度でラッシュを叩き込む。

 魔法の発動には口頭で唱えなければならない。

 そして万が一にも武器を使われないよう、腕と頭を中心にひたすら殴りまくる。


 途中『クイック』を唱え直して殴ること計10秒。


 ミがそのHPを無くし、ポリゴンとなって消える。


 〔勝者:風見鳥〕


 こうして初勝利を飾った。

『クイック』の効果時間は5秒です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ