第二話 1戦目
軽くトレーニングモードで魔法の使い方だけ確認するとすぐにバトルモードでマッチングを開始する。
いつの間にか服が現代的なものからRPGでよく見るような服と軽い鎧になっている。
タンクみたいな武器とステータスにしたら鎧が着れたりするんだろうか。
そう思っているとマッチングが完了する。
〔対戦相手:ギン〕
〔ステージ:草原〕
その文字が出ると木が少しと出っ張った岩。そして少し外れに小さい池。
10mとすこし離れたところに転移された。
間に出されるはカウントダウン。
5、盾を前に出し腰を落とす。
4、相手の武器は…大剣。
3、息を整える。
2、集中。
1、相手の動きに目を凝らして。
0。
その瞬間両者同時に踏み込む。
「『火魔法・ファイアボール』」
消費MP15、ファイアボール。
手を向けた方向に直進する。当たれば〔やけど〕になる。(三秒に1ダメージ、一分。重複しない。)
左手を相手の方に向け、ファイアボールを放つ。
MPの回復は二秒に1ポイント。つまり実質的なクールタイムは三十秒。
そしてそれを放つと少し後ろに下がりながらもう1発。
「『土魔法・アースウォール』」
ギンが魔法を使う。すると俺とギンの間に土の壁が出来上がる。
当然、ファイアボールはアースウォールに阻まれる。
とりあえずこれが無いところに出なければ話にならない。
そう思い右側からの迂回をするため再度走り出す。
そうしようとした時、アースウォールが音を立てて砕けちる。そしてその破片は、こちら側に飛んでくる。
咄嗟に盾を構えるが防げなかった破片が身体に当たる。
それによってHPも減る。
ここで重要なのはHPが減った事ではなく足が止まった事。
その大剣を振り抜きアースウォールを破壊したギンはそのまま風見に向かって走り出す。
そして再度攻撃を構える。
通常であれば見てから避けることも可能な大剣。
だが、その硬直により回避は許されない。
一撃。
胴体が身体から切り離され、絶命。
〔勝者:ギン〕
俺の初戦は完璧なまでの敗北だった。
一瞬で負けましたが、今度からはもっと長く書きますので…!




