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君と距離はスマホ一つ分

作者: 四阿 彰人 (アズマヤ アキト)

「きっと、ずっと。僕は君のことが好き。」


それを伝えたくて、それだけを伝えたくて‥


伝わりもしないメモに、君への思いをひたすら綴る。


君はどうしてるんだろう?


君は今、楽しんでいるの?


それとも今は、泣いているの?


君は今、悲しんでいるの?


それとも今は、笑っているの?


僕には君のことは分からない。


それでも僕は、きっと君には幸せでいて欲しい。


青い空と白い雲。見上げる度に眩しい太陽が、僕を照らしては、僕に温もりを与える。


柔らかな風が運ぶ、新緑の匂い。


僕の右隣には、君がいて。


そっと触れる手の感触、そこから伝わる温もりが、僕に安らぎを与える。


君と僕との距離感はいつもスマホ一つ分だった。


そこから君と一緒になるまでの、近くて、遠い。


触れられそうで、触れられない。


そんな僕らの物語。


長編にする予定の作品を先出しします!


しかし、いつになる事やら。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふたりの距離感が、とてももどかしい感じがします。 スマホのメモに、キミへの想いを綴っているのかな? ピッと、送信出来たら距離も縮まるかな? そんな感じを受けました。
[気になる点] 喫茶店やファミレスで、一緒にいるのに、お互いにスマホの画面を見てばかりで会話もしない、そんな2人組をよく見かけて、不思議な感じがしてました。 新型コロナウイルスが蔓延してから、あぁ、今…
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