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ガンピットの戦い

ニュートリノ発電所のパワーマンの武装決起、ストリームマンのクーデターは世界を恐怖と不安に陥れた。

メルヴィアの大統領であるミュラーは、政府として武装決起の関与を世界に向けて否定しニュートリノ発電所で暗躍する『マッド師団』なるロボット部隊の調査を早い段階で世界に委託していた。



アデン3024年。

ストリームマンの艦隊がこれを期にキグナスの艦隊を裏切り、メルヴィアの首都を陥落すべく出撃。

フォレストパークの矛先をメルヴィアの爆撃で向けさせ、メルヴィアの世論をいち早くマッド師団の物とする計画が発案された。


しかし、メルヴィアの防衛をチームガンバに任せ、主民主義国であるアメルアが、フォレストパークに侵攻。

メルヴィアを棄ておき、フォレストパークの深層に作られた大規模軍事施設を破壊すべく大艦隊を向かわせた。

(※一説では過去のメルヴィアの神話に重きをおく反戦団体から、メルヴィアにアメルアの兵士を駐屯させることの反発を恐れたのではないかと言う意見もある)



しかし歩兵師団が海岸に到着し、アメルアの斥候隊『ヤタガラス』がフォレストパークに向かう最中、突如として海岸に六角形の逆ピラミッドの砦群が迫り出し、海岸に駐屯していた一個師団に奇襲を仕掛けた。


取り残された兵士達は『ヤタガラス』と共にフォレストパークに逃げ出し孤立。


事態を重くみたアメルア共和国はアルミの嵐が吹き荒れる海岸線に大規模な上陸船団を向かわせた。



これが『ガンピットの戦い』の始まりである。






────





曇天模様の空。

潮の匂い。


腕型射出船からアメルア共和国の兵士達を乗せた甲冑魚型装甲船が浜辺に向かって射出され、白い波潮をだしながら滑走する。


後部からは銀色の波型護衛艦『アルキメデス』達が大砲を撃って支援していたが、沖からせり出たマッド師団の六角形の砦群は全体を覆い隠す強固なバリアーと、アルミ片の嵐と鉄の雨によって守られていた。


鉄の混じった雨が甲冑魚型装甲船の鱗を打ち付ける。

波は高く、大きく揺れる。


迷彩服と、胸や脛など必要な部分の外骨格を纏った兵士達が立て2列に並び、スパークライフルを持って頭部のハッチが開くのを待っていた。

皆、ヘルメットを目深に被り、顔色が悪く。

嘔吐する兵士も居た。


『一時の方向にガン・スパロウ3機!!』


放送が入り、兵士達の間で緊張が走る。


スズメ型戦闘機が旋回し、攻撃体制をとる。

そして翼を大きく広げると急降下し、腰に2門あるバスターを撃ってきた。


甲冑魚の背鰭に付いた機関砲が応戦する。


兵士達が伏せ、先頭に居るハット状のヘルメットを被った兵長が甲冑魚にある小さな窓から外を見た。


「畜生!!航空支援はないのか!?」

「仕方ないだろう!?こんな分厚いアルミの雲じゃ衛星軌道レーザーが使えないんだから!!」



敵のバスターの掃射が海を駆けぬけ、遠くで爆発音がした。


「衝撃に注意しろ!」

兵長が号令し、即座に何かを乗り上げるようなきつい勾配と船底を引っ掻く音がした。

沈みゆく仲間の船の上に乗り上げたのだ。


「今のは危なかったな!!」

「ひいい!!」

兵士がライフルでヘルメットを叩く。




『上陸まで1分!!総員、上陸準備をとれー!!』

運転席から放送が入り、兵長が叫んだ。


「いいかバカども!!訓練通りにしっかりやれ!!甲冑魚は俺らを降ろしたら海岸に戻る!俺らは浜辺に素早く展開し、六角形の砦に穴を開けてこれを破壊しろ!!これはメルヴィアを真の戦いの女神として呼び覚まし、アルムシュアに永遠の平穏をもたらすための覇権戦争でもあるのだ!!」


前方のハッチのシグナルが青くなる。


海面特有のの大きな揺れが無くなり、砂の地面を舐める感触に変わる。

そして、放送が入った。


『ハッチが開くぞー!!』

「行くぞ!!この浜辺は俺らのものだ!!!!突撃!!」

その瞬間ハッチが開き、兵士達が鬨の声と共に飛び出す!


「うわーー!!突撃ーー!!」

「いけいけいけーー!!」


開いた瞬間、けたたましいバスターの掃射音と潮と脂の生臭い臭いが吹き抜けた!


海岸の砂丘には六角柱と、さらにその六角形のピラミッドを逆さまに突き刺したような砦が海岸を見張るように横一列に等間隔に聳え、その無数に開いた銃眼という小窓から、忙しなく重スパークライフル(K−2ツインガンナー)の掃射や大砲が撃ち出されていた。


甲冑魚は猛烈なバスターを受けながら、砂丘の丘を突き破った状態でハッチを開き、兵長は怖気付く兵士を蹴り、襟を掴んで放り出し、他の船からも恐怖と焦りで支配された兵士達が我先に浜辺に降りて行った。


船から降りた兵士達が小川のように合流し合い、艦砲射撃で開いたクレーターや、破壊された甲冑魚や戦闘機の残骸を盾にして群がっている。

「グワァアアア・・!!」

人型巨大ロボである『グスタフ』が倒れ、空では鳥類戦闘機同士のドッグファイトが繰り広げられた。


兵士達は縦横無尽に飛んでくるバスターや砲撃を掻い潜りながら目的地である砦に向かって進軍する。



「あそこにある、窪みに向かって!!───」

指を挿した兵士のアーマーが弾け、赤い血煙が噴く。


後ろを走っていた兵士達が次々と倒れ、凄まじい爆発音と共に砂浜が巻き上げられ身体の一部と血が降り注いだ。


鼓膜が破れないようにヘルメットの耳に付いているキャウンセラーが発動し、歩兵第690連隊の兵士が恐怖と惨状に暫くポカンとそれを見ていた。


幾重ものバスターが煙を貫くように駆け抜け、ボール型の医療用メカニロボが回転しながら走り回った。


首を押さえながら医療キットを求めて歩き回る兵士、背中に背負った溶解放射器に穴があいた兵士が驚きの悲鳴をあげる。


瞬時に兵士の周囲が熱をもって酸化し、近くで手当てを受けていた兵士達を巻き込んで大爆発する。

血の雨が降り、アーマーを残して瞬時に筋肉組織と骨だけになる。



「───!!───!!」

隣で兵士が叫んでいる。

690連隊の兵士は我に返り、キャウンセラーを解除した。

「大丈夫か!?怪我はないか!?」

「あ・・・あぁ!問題はない!!」


「お前は・・690連隊だな?」

「そうだ!歩兵第690連隊のヴォラだ!お前は??」


「歩兵第600連隊だ。地獄へようこそ!俺の名はトードだ!ここに居ては格好の的だぞ!!走れるか!?」

トードとヴォラは握手をし、頭を低くして走る。


頭上では艦隊『アルキメデス』の艦砲が六角柱の砦にあたるも、分厚い電気パルスが衝撃と共に可視化された。

ヴォラが見上げているのでトードは険しい顔をして言った。


「・・くそ!!バリアーだ!艦隊の砲撃では傷ひとつ付けられない!」

「畜生!この猿型ロボットめ!!」


「うぎゃあ!」

隣で走っていた兵士の顔にバスターがあたり、その威力で後ろに吹き飛ぶ。


ヴォラとトードは誰かの投げたスモークに隠れながら築き上げたバリケードを渡り、必死に六角柱の砦の麓を目指した。




─────



「ペケポー(*アメルア共和国の兵士の蔑称)がくるぞ!!いけいけいけーー!!」

ZMが檄を入れ、他のZMが六角形の逆さピラミッドの銃眼からK2ツインガンナーで撃ち下ろす。



アルミの嵐が天空いっぱいに立ち込め、鉄の雨が降る。

その嵐の先、大海原にはアメルア共和国の大船団、そして浜辺には大地がそのまま揺れ動くように沢山の兵士と兵器達が蠢いていた。




砲撃で開いた巨大な穴からアメルア共和国の兵士達が覗き、グスタフが先陣をきって歩き出す。

兵士達はグスタフを盾にしながらジリジリと向かってきている。


「おいでなすった!!ジャイアントモアを持ってこい!!」

「あいよ!!」

捻り鉢巻をしたZMがジャイアントモアと呼ばれるバズーカ砲を構える。


「フビラウケン ソワカ!!」

ZMは呪文を唱えながらバズーカを撃ち放ち、ルルルルル・・と言う独特な音と共に飛んでゆく。


そして・・。

パッカン!!

と言う音と共にグスタフの腹に命中し、前のめりに倒れた。

兵士達が伏せ、次の攻撃に備える。


ZMの兵士が双眼鏡を見て命中を確認する。

「命中確認!お願いします!!」

「あい、わかった!!」

次にスナイプ・スパークライフルを持ったZMがエネルギーをチャージする。


そして。

スパークライフルが放たれ、グスタフの頭頂部にあるジェネレートユニットの繋ぎ目に命中した。


グスタフがビクンと反応し、その瞬間、内包されていたエネルギーを制御出来なくなり、凄まじい熱気が上部から噴き出した瞬間、大爆発を起こした。

その爆発で後続していた兵士達が巻き込まれ、生きたまま炎上する。


「しゃしゃしゃしゃしゃーー!!」

「大戦果なりー!大戦果なりー!!」

ZM達がバンザイし、戦果を讃えあう。


その賞賛すら掻き消すようにツインガンナーは休む間も無く撃ち続ける。


「むむ!あれは何じゃろか!?」

替えのジェネレータの箱を持ったZMが、アルミの雲が放電している事に気付いた。


他のZMが双眼鏡を向け、他のロボ達も空を見上げる。


「あぁ、ありゃ、ホワイトスペクターだ!!」

「と言う事は・・?」

「ストリームマン様が加勢に来てくれたのだ・・!!メルヴィアの攻略から還ってきたんだ!!」

「おお!!おお!!これは有難い!!」


六角柱の砦で防衛していたロボ達は、アメルア共和国の先兵が残した電波妨害で情報を得ていなかった。





───────


トードとヴォラは、砂浜にある巨大なクレーターで他の兵士達と釘付けになっていた。



「危ない!!」

吹き飛んだグスタフの上半身が火炎を噴きながら落下する。

すると、曇天の空の一部が放電し、巨大な白い機体が覗いた。

トードとヴォラが空を見上げる。


「あれは!!」

「ホワイト・・スペクターだ!!!!」


ホワイトスペクターが兵士達を見つめるように旋回し、周囲にレーザーを照射して状況を伺う。



「見ろよ!背中に破壊された五重塔が乗ってるぜ!!」

「は!?一体どういう事だ!?」


「ロロアだ!!メルヴィアに住む、ロロア・フローラウス・メリアスが、ストリームマンを殺すに飽きたらず、奪ったホワイトスペクターで仕返しに来やがったのさ!!!!」

「なっ!!なんだってーー!?」


通信兵が隠れている兵士達に叫ぶ。

*1「みんな報告だ!!ホワイトスペクターが戦力に加わった!!ターゲッティングスモークを六角柱にあるバリアードジェネレータに撃ち込み、爆撃を要請しろ!!まだ敵はホワイトスペクターが味方であると勘違いしているようだ!」

「そのターゲッティングスモークを持った奴は奴は何処に!?」


ヴォラや兵士達がヘルメットのバイザーを下ろして、グレネードランチャーを装備した兵士を探す。


プキュン!


と言う音がして隣の兵士がバイザーごと撃たれて絶命する。

ヴォラやトード達は死んだ兵士を積み上げて決死の捜索をした。


「・・・あそこだ!!あそこにいるぞ!!」

検索されている事に気付いたランチャーを持った兵が手を振る。

しかし、兵士が手を振った瞬間、迫撃砲が炸裂し生体反応が消えてしまった。


「クソ!!死んだぞ!!」

「どうする!?」


「俺がランチャーを取りに行く!!」

「正気かヴォラ!?」

「みんな!!援護してくれ!!ZMがホワイトスペクターを敵と判断するまで時間がない!!」


ヴォラはアーマーや装備をかなぐり捨てて飛び出す準備をする。

「ツインガンナーの掃射は別を攻撃しているので、今しかない・・!援護を頼むぜ!」


「分かった!!みんな!ヴォラが走りだしたら銃眼に向かって撃て!!スモークも絶やすな!!」

「おう!!!」

兵長や他の部隊の兵士達がライフルを構える。


そして・・

「うおおおおーー!!」

「ヴォラを援護しろー!!」

ヴォラはバスターが飛び交う砂丘を走り出した!


「俺も行くぜ!!」

トードも飛び出し、兵士達がC−1スパークライフルで援護した。

「撃て!撃て!撃て!!」

C−1スパークライフルは中央に3発のジェネレータを入れるシリンダーがあり、それが回転することで3発の連射が可能だった。


味方の援護に支えられながらヴォラと、遅れてトードも走る。


「た・・たすけてくれ・・」

撃たれて倒れている兵士を無視し、炎上する狼型ロボを飛び越え、反応があった場所まで走る。


近くで迫撃砲が炸裂し、ヴォラが吹き飛び、甲冑魚の残骸に叩きつけられる。

砂が降り注ぎ、落ちたヘルメットを拾うとすぐに走り出した。


ガン・スパロウが燃えながら墜落し、そのすぐ近くに黄色いグレネードランチャーが落ちていた。


「あったぞ!!」

「いいぞ!」

ヴォラが上半身のみの死体からランチャーを剥がし、射程距離を算出した。



───────


「ホワイトスペクターさん、攻撃をしてくれないのぉ」

「タマでも詰まってるんじゃねぇか?」


ここでZM達は異変に気付き始める。


その中の1体であるZMーCS44は、スナイプスパークライフルで変わらずに仕事をしていた。

床に接した銃眼にクッションを置き、匍匐姿勢で外をみている。

かれこれ20時間以上もそのままだ。



それを他のZM達は快く思っていなかった。

「ちぇっ、CSは人を殺すのが仕事って訳かいな?」

「面白くねーな!こんな気を引き締めてちゃ、部品が摩耗していけねぇよ」

「んだな!」


「ツインガンナーだってスナイパーライフルだって機械だ。酷使してりゃ、そりゃもたねえよ。ペケポーは数を頼んで幾らでも湧いて出る、休み休み戦わにゃ!」

「んだな!んだな!」

ZM達はホワイトスペクターの不穏な動きを一旦忘れ、ドカッと座ると一升瓶に入った『レインボ・一発!』と言う揮発性の高い電解液を仕事をしているロボ達に配り始めた。




ZMーCS44はスコープを覗いて獲物を探す。

エネルギーをチャージし、ジェネレータを最高出力にする。


「───!────!!」

ハットの形のヘルメットを被った兵長が、他の兵士に叱咤しながら走っているのが見える。


バシュ──────ウン!!

と言う強烈な音と共に兵長が激痛でバンザイし、赤い血煙を残してドタリと倒れた。

他の兵士達が驚いたように伏せ、辺りの兵士が手を挙げながら叫ぶと、医療用のロボ達が群がった。



薬室からジェネレータを排出し、素早く新しい物を装填する。


もう一度スコープを覗くと、倒れた兵長の手を取って兵士が看病をしている。

胸のアーマーに当たったので致命傷ではないようだ。

倒れた兵長の口が動き、兵士が聞き取ろうと頷いている。


バシュ────ン!


ZMーCS44の“仕事”は冷酷で、兵長の最期の言葉を託すことすら許さなかった。


パッ!と兵士の頬が砕け、貫通したバスターが兵長の額を捉える。


兵士は、兵長の腹に倒れこみ。

2度と起き上がる事はなかった。




ZMーCS44は次の獲物を探す。



すると、ヴォラとトードが走ってくるのを発見した。

近くで戦闘機が墜落し、煙でよく見えなかったのだ。


ヴォラは驚くほど軽装で、死んだ兵士から筒状の武器を拾いあげている。


そして脇芽も降らず此方へ突撃してくる。


(一体、何を考えているのだ?気でもふれたか?)


ZMーCS44は、隣で走っているヴォラに狙いを定め、エネルギーをチャージする。


(人間なら、味方が倒れたら何かしらの反応がある筈だ…)

ZMーCS44がスコープを覗き、引き金に指をかける。


(む?あれは!?)

バシュ────ウン!


バスターが駆け抜け、スコープが割れるとZMーCS44の頭を貫いた。

後頭部が破裂し、その場で倒れる。



─────


「お返しだ!!馬鹿野郎!!」

「す、すまない!!幸運を!」


ZMーCS44を貫いたのは、ヴォラの近くにいたスナイパーだった。


「よし!!射程に入った!!撃つぞ!!」

ヴォラは伏せると、グレネードランチャーの軌道を見て言った。

トードはヴォラのヘルメットを叩いて叫ぶ。


「撃ったら退避シグナルを送信して、素早く逃げる!分かったか!?」

「ああ!分かった!いくぞーー!!」


ヴォラがランチャーで六角柱に撃ち込み、放物線をかいて銃眼から内部に侵入する。

そして内部の壁に突き刺さると赤い煙を吐き出し、バリヤーの波長や、内部の動力ユニットなどの情報をパルスを放射しながら送信を始めた。



「キェエエエエ!!!!」


ホワイトスペクターが咆哮し、目が輝く。

そして一気に羽ばたくと上昇する。


「爆撃シークエンスだ!!始まるぞーー!!」

「ミッションコンプリート!!ミッションコンプリート!!全員退避ー!!」


兵士達が踵を返して逃げ出し、他の六角柱の砦でも次々と赤い煙が上がった!


ZM達は上空を見上げながらホワイトスペクターを見ており、大きく広げた翼に輝く2つの巨大なエネルギー弾を見ていた・・。


「なんとこりゃあーー、美し────」


強烈な青い閃光と共に、2本の光の矢が六角柱に命中し、巨大な衝撃波の後に大爆発を起こした!

青い火柱がアルミ質の曇天雲の上まで上がり、逆さピラミッドが崩落し、分厚い装甲の砦が燃え尽きずに四方にパカりと開く。


その開いて無惨になった砦を他所に、他の砦も攻撃を受けて爆発する。

その爆音に負けぬくらい兵士達の歓喜する声が海岸にこだまし、どこからともなくメルヴィアやロロアを賞賛する声が響いた。


「今にホワイトスペクターがお前らの命を奪いに行くぞ!腰抜けロボが!!」

「コルコド(※コードなど配線があるロボ、またはロボットの蔑称)が逃げやがるぜ!!うわははははは!!」


トードも歓喜しヴォラのヘルメットを叩く。


ヴォラは静かに砂丘に座り込むとホワイトスペクターが海岸の敵勢力を完全に駆逐するまで見ていた。



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