ここまでの登場人物
ここまでの登場人物まとめになります。
順番は特に意味はありません。
陣営分けは便宜上のものです。
名無しキャラも記載してますが、特に深い意味はありません。
今後の展開では再登場したり名前が付いたり、逆に二度と出ないかもしれません。
【名称(種族:身分・職業/戦闘職:称号・二つ名)】※一部除く。
――女神陣営――
【ヤマト(人族:女神の使い魔/魔法使い)】
大森大和(前世)
元二十歳で現十六歳。
魔法使い。
日本で事故死したのち、次の使い魔を探していた異世界の管理者である女神様に見定められ、新たな〔女神の使い魔〕としてスカウトされた。
前世の大和の風貌を若干若返らせた姿を受け継いでいるため、異世界では珍しい黒髪の青年。
いざという時のための備えは常に気にしているが、必要と考えれば即座に使用したり譲渡したり…抱え込まずにどんどん使用していく。奥の手と定めている〔三つの切り札〕すら例外ではない。
争いは好まないが、自衛や誰かを守るためなら率先して関わっていく。
異世界での新生活は、戦闘などの命懸けの状況以外に対しては割と前向きに楽しんでいる。
神域宝具七番〔神杖 セイブン〕の現所有者。
【ユースティリア(女神)】
異世界を管理する女神。
ヤマトを使い魔に選んだ直属の上司。
白銀長髪で蒼い瞳。
容姿に真っ白なドレスも相まって、黙っていればとても神々しい。
マルチタスクで日々多くのお仕事に追われているためヤマトとの会話は数少ない娯楽の様子。
ネーミングセンスは……。
【ナデシコ=ハスダ (人族/迷い人)】
蓮田撫子。
地球世界日本の女子高校生、十五歳。
黒髪ロングの和服美人系。
地球で起きた転移事故に巻き込まれ、異世界に飛ばされてしまった七人の内の一人。
使い魔としての命を受けたヤマトに保護され、現在は異世界の王国・王都の王城にて保護されている。
元々の物覚えの良さもあり、異世界の基本知識に関してはすぐさま記憶してしまった。
現在は基本魔法の指導を受けている。
王女とのお茶会で出されるお菓子が楽しみ。
神域宝具一番〔爆石 イーバン〕の現所有者。
――勇者陣営――
【タケル=サナダ (人族:準男爵/勇者"聖剣の担い手")】
真田武。
十六歳の高校生。
勇者の資質・適性ゆえに日本人でありながら異世界の女神を通して、生きたまま異世界に召喚された勇者。
〔対価〕のために契約し、〔魔王討伐〕を使命として戦う。
黒髪の元スポーツ青年。
準男爵は暫定処置であるため、婚姻や魔王討伐の際にどんどん上がる予定らしい。
勇者支援と貴族収入で大金を手にしているが、使う機会が少ないために溜まる一方である。
そのためなのか身内の支援にお金の糸目は付けない。
元々は高校生だったため、恋愛には大いに興味を持っていたが…勇者で貴族となった事で政略ハーレム結婚の道が濃厚になり、割とショックを受けていた。
一応前向きに嫁候補との仲を深めてみたいとは考えているのだが、こちらも勇者としての仕事が忙しく時間が取れずにまた嘆く。
唯一の同郷知識を持つ男友達であるヤマトには少し甘い節がある。
ナデシコとは意図的に距離を取っている。
勇者周辺の恋愛事情に巻き込まないための配慮の模様。
神域宝具二番〔聖剣 ツゥヴァイ〕の現所有者。
【フィル (人族/巫女"殴り巫女")】
勇者パーティーの一員で〔巫女〕。
勇者召喚の実行役。
ブロンズのおかっぱ髪で背丈も小さいため、十四という実年齢よりも幼く見られ易い。
巫女としては歴代で最高の適性を持っている。
巫女としての力を自身の身体強化に充てる事で、短時間ではあるが前衛職顔負けのパワーを発揮する事が出来る。
そのせいか身内に付けられたあだ名が〔殴り巫女〕。
不名誉なあだ名が称号化する事を阻止したいと考えているが、割と秒読み段階。
勇者パーティー後方非戦闘メンバー。
【シフル=ハウル (エルフ族/魔法使い"賢者")】
年齢不詳、最低百歳のエルフの女性。
国から魔法使いの到達点たる〔賢者〕に任じられている。
金色の長い髪に碧の瞳。
エルフ族内においてもトップクラスの美人。
だが内面が少し雑で、身内には残念美人に見られがち。
長命ゆえに魔法だけでなく多岐多彩な技能を持つ。
勇者パーティーメンバー。
【ラウル・ユスティファーナ(人族:王子/拳闘士"金剛拳")】
ユスティファーナ王国第三王子。
武人馬鹿。
勇者パーティーメンバー。
【レインハルト(人族:騎士団副団長/騎士"聖騎士")】
平民出身の成り上がり騎士。
その割に反感が少ないのは、本人の真面目な人格とそれだけの功績を重ねた結果。
勇者パーティーメンバー。
【ピピ(狐人族:上級冒険者/精霊術師)】
若干マイペースな少女。
索敵・感知能力がずば抜けており、空気も読める。
パーティー最年少者。
冒険者ギルドの上級昇格最短記録保持。
勇者パーティーメンバー。
【メルト・ウォルス(人族/弓使い"鷹の目")】
元子爵家令嬢。
弓の名手。
ザコトロの娘の一人。
素か演技かは不明だが、いつも笑顔で明るい。
親の過ちに対する連座の罪は功績によって相殺されていく。
事件前はタケルの婚約者候補でもあった。
勇者パーティーメンバー。
【ブルガー(龍人族/召喚従魔士)】
数多の召喚獣を従える男。
思考はマイナス気味で言葉が若干キツイ事が多い。
病気の家族の治療・生活費のために戦う。
勇者パーティーメンバー。
――精霊陣営――
【アクエリア(水の精霊:精霊女王)】
水の上位精霊で〔精霊界の女王〕。
人間体では水色の長髪と瞳を持ち、白と蒼いドレスを纏う。
ヤマト曰く「女神様より神々しい佇まい」らしい。
【ウーラ(水の精霊/契約精霊)】
王都で暮らす水の精霊。
精霊術師サイと契約し、魔法具の力も借りて人の世で暮らす少数派。
人間体は青い瞳・青い髪で、子供の姿のためか振る舞いも見た目相応。
【サイ(人族/精霊術師)】
王都で〔薬屋スピル〕の二代目店主。
四十後半に見える銀髪の男性。
表向きは薬師だが、実際には精霊術師としてウーラと契約している。
薬には精霊魔法も応用している。
基本的に寛容だが、魔力の少なさをコンプレックスに感じている部分が少しあるため魔力量の話には少し敏感。
――冒険者陣営――
【コハク (人族:下級冒険者/剣士)】
冒険者パーティー〔そよ風団〕の剣士。
パーティー唯一の男で十四歳。
琥珀色の瞳に赤み掛かった茶髪。
普段は強気で実力も才もそこそこあるのだが、内心の自信不足によって少しでもマズイと思った状況には逃げ腰になりやすくなってしまう。
タリサとは喧嘩腰になりがちだが、自分達には必要な存在と理解している。
ヒスイの双子の兄。
【ヒスイ (人族:下級冒険者/弓使い)】
冒険者パーティー〔そよ風団〕の弓使い。
十四歳の女の子。
翡翠色の瞳で茶髪ポニーテール。
パーティー内で度々起こる喧嘩の仲裁役ポジションになってしまっている。
仲間想いゆえに攻撃よりも守りを意識し過ぎてしまう傾向がある。
コハクとは双子の兄妹。
【タリサ (人族:下級冒険者/魔法使い)】
冒険者パーティー〔そよ風団〕の魔法使い。
実質的なリーダー兼指揮官。
十三歳で深緑のショート髪な女の子。
真面目で努力家。
実戦でより迅速な指示を意識するあまり、指示が曖昧になりがち。
自身の努力をひけらかす事はしないが、否定されていると感じてしまうとつい感情的になってしまう。
【サーラ (猫人族:ギルド受付嬢)】
冒険者ギルドの受付嬢。
猫耳・猫尻尾の猫獣人。
二十歳。
【アイドム(人族:ギルドサブマスター/拳闘士"鉄腕")】
冒険者ギルドサブマスター。
マッチョのおっさん。
元〔上級冒険者パーティー:鉄の絆〕のメンバー
【シトラス(人族:上級冒険者/太盾使い"鉄壁")】
若干ナルシスト気味。
元〔上級冒険者パーティー:鉄の絆〕
――その他の人々――
【リリ (人族:鈴の音亭従業員/"看板娘")】
スタドの宿屋の〔鈴の音亭〕の一人娘で看板娘。
茶髪ショートの十七歳。
【ザコトロ=ウォルス (人族:子爵/魔法使い)】
スタドで暴れた暴走貴族。
国家反逆の容疑での捕り物の最中に錯乱した。
死亡。
〔神杖 セイブン〕の前の持ち主。
【ラントス・ユスティファーナ(人族:第二王子)】
兄妹の中で最も知力に長けた人物。
ただし自身の恋愛事に関しては別。
イケメンだが、何故か女性からの信用が薄い。
ナデシコに一目惚れした。
【リトラーシャ・ユスティファーナ(人族:王女)】
国王唯一の娘。
四人兄妹で一番下。
成人前であるが、地位相応の自覚を持ち、現在の婚約者も候補者の中から自身で選んだ。
城の中で数少ない、地位に関係なく話の出来るナデシコを気に入っている。
【レイシャ(人族:王城使用人/隠密)】
ナデシコの側仕え。
――名の無い人々――
【玉座の男】
【玉座の男の部下】
【国王】
【スタドの町のお店のおばあちゃん】
【王都の冒険者ギルドの受付嬢】
【スタド門兵】
【スタド兵士長】
【バルトル門兵】
【闘技場前年度チャンピオン】
【王都門兵】
【輝き亭従業員】
【盗賊団の面々】
【謎の義賊】
【強化合宿参加者】
【ムックンの所有者】
次話から新章です。




