ステータス確認してみました
「なんでかっていうとな‥‥‥」
纏めると、こんな感じである。
街道を歩いていたら倒れた俺とその回りで叫ぶレイラたちを見付けたらしい。
そのまま連れて帰ろうとしたら暗殺屋やら戦闘屋やらが周りから大量に出てきたらしい。
そいつらの狙いは、龍馬の暗殺及び書状の強奪。
因みに、龍馬は気づいていないようだが戦闘屋は多分ほとんど俺の相手をしに来たやつらだった。
知っている人も居ると思うが、龍馬は剣道の達人だ。
だが、これは多勢に無勢になるだろうな、と思っていたら、イライラしていたレイラがこっそり方天画戟を召喚して、そいつらを一掃したらしい。
それどころかそいつらの依頼主まで聞き付けたらしい。
それどころかお金を払ってまで俺を助けようとしたらしい。
それに感動した龍馬が近くの知り合いに頼み込んで家を借りて今に至るらしい。
家を借りるって‥‥‥思いきったことをする。
頼むだけじゃ無理なんじゃ‥‥‥?って思ったから聞いてみたら、
「レイラから聞いたにのう‼おまん、楽器が弾けるんやて?」
「あー。嗜む程度で」
「この家の持ち主は商店経営しててのう」
あ、大体わかった。
「そこで弾いてもらって客寄せできるってレイラが言ったきにのう‼」
はい、そうですよねー。
客寄せパンダですよねー。
「多分それはできるけど‥‥‥そんなに人来ないかもしれんよ」
「それは大丈夫じゃ‼おまんの噂はここまで流れてるきにのう‼」
あー。俺の事しってんのな。
「ん‥‥‥」
あ、レイラが起きた。
「はっ‼精霊神様ああぁぁ‼」
抱き付いてきた。
ちょ‼マジで苦しいから‼
「はっはっは‼若いってええのう‼」
いや若くないから‼助けて‼
「レイラ、あのさ‥‥‥」
「え?‥‥‥声が?」
うん。驚くよね。
「‥‥‥そんなことどうでもいいです‼本当に良かった‼」
の、喉が‼
気道が絞まるううぅぅぅぅ‼
「神様の再会って感じじゃのう‼」
‥‥‥へ?どういう事?
「‥‥‥レイラ?」
「話しました‼全部‼」
まじかああぁぁ‼
まぁ、いいか。助けてもらって隠すのは失礼だし。
「世界に改編が起きなきゃいいがな‥‥‥」
そう、思うしかなかった。
東も起きて俺の声にビックリ仰天していた。
でも、泣いて喜んでくれた。
仲間っていいなって思ってしまう。
一度裏切られてるからどうとも言えないが。
今回俺が倒れた理由は、《進化》だったみたいだ。
邪神と分析して、ありえないだろーって冗談で言っていた事が現実になっていたことを確認し、ちょっとパニックになった。
どうやら、俺が楽器で信仰心を育ててしまったらしい。
この世界では人間の信仰心によって神の神格が決まる。
色々やりすぎたお陰で俺の神格がガンガン上がっていた。
あの異常な疲労感は進化の前兆であり、また、知らず知らずのうちにとんでもない信仰心を持った人間が現れたという事だ。
‥‥‥状況から見て、泉のお嬢さんだろう。
東、哀れ。
進化したことで色々と能力が何段階も上がり、ステータス画面がとんでもないことになっていた。
このステータスは特殊能力だったのが、《総ての理》っていうのに進化していた。なんか怖い。
ステータスを見る。
‥‥‥うっわ。
今まで誰にも教えていなかったステータスを見せよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
種族 神 → 神+
名 ***** *** ****
称号 精霊の神 神の長
加護 ******
スキル メニュー → 総ての理 魔眼 → 魔眼+ etc.
魔法 魔方陣発動 → 魔方陣瞬時反発 水球 → 水弾 etc.
HP 9999/6728 → 999999/87967
MP 99999/99999 → 99999999/99999999
SP 99999999/6790 → 99999999999/789098
運 10 → 15
速度 138 → 1256
攻撃 143 → 1541
防御 89 → 1368
知力 156 → 8897
体力 267 → 3368
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
‥‥‥は?
‥‥‥これはマジでヤバい。
元々誰にも追い付けない程のステータスは持っていた。それが‥‥‥何倍になってんの?
知力の上がり方が半端じゃない。
8897って何!?
見たことないわ‼
って言うか、100越えてる時点で化け物だなんだって言われてのに千単位だよ‼
運だけは悪い。なんかひどい。
って言うか‼HPとか全部振りきってカンストしてたのにとんでもないことになってるよ‼
SPは神力の事で、神様に近い者か、勇者ぐらいしか持っていない物だ。
‥‥‥もう数えるのも面倒だ。
『‥‥‥ヤバいな』
だな。
「神力何倍になった?」
『自分で考えろ』
やだ、面倒くさい。




