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秘密を話すことにしてみたら、話した相手が別人みたいになっていました

「・・・お前は神や魔法の存在を信じるか?」


東の顔が不思議で仕方ないって顔になった。


「信じてはいないが、あったら便利だとは思うな」


お、意外とましな答えが返ってきた。

因みに、この会話は誰にも聞こえないようになっている。

バレたらヤバイしな。


「じゃあ今から俺たち、かなり突拍子もないこと言い出すかもしれないけど、今は質問受け付けないから。そのつもりで」

「わ、わかった」




「じゃあ俺は、この世界じゃない世界から来た精霊神だ。武器はこの聖十刀だが・・・この聖十刀は俺の意思を読み取って様々な形になる」


正確には、神力だが、今は意思ってことでいいだろう。


「こんな風に」


刀を1振りして、槌に形を変える。

東が唖然としている。

また、1振りし、弓に変える。


「こんな風に思った通りになる。それと、魔法が使える」


・・・は?っていってる。

俺は手の上に水球を作り出し、それを様々な形にしてみる。

その水を今度は火で燃やして蒸発させる。

東、唖然。




「じゃあ、最後は私ですね」


東から、え・・・?次いくの・・・?

とかなんとか聞こえたけどもういいや。


「私もせいれ・・・極星様と同じ世界から来ました、人間神のレイラです。因みに、武器はこの・・・」


そういって手元に方天画戟を召喚する。

東ももうそろそろ驚かなくなってきたな。


「斬る、叩く、突くなど様々な使い道がある万能槍、方天画戟です」




「はい、質問受け付けます」

「受け付けます、じゃ無いよ?!?」

「なにか問題あった?」

「問題あるレベルじゃないよ!?!?全部だよ!」


「1つづつお願い」

「わかった。じゃあ1つ目。他の世界って何?」

「それは・・・」


レイラが律儀に全部答えてる。


『お前は質問に答えてやらんのか?』


面倒じゃん。


『って言うか、俺のことは話さないの?』


えー。言う必要ある?


『戦闘時のこと話さずに俺を出したりしたら亡霊が出たって騒ぎかねないぞ』


あー。一理あるわ。

ってかお前自分が亡霊みたいって自覚してんのな。


『戦うときにいつも言われるからな』


さいですか。




「極星様、説明終わりました」


お、いつの間にか終わっていたらしい。


「すごいっす!極星って人生の超大先輩だったんすね‼」


え、どうした?


「俺、今までのこと詫びるっす‼申し訳なかったっす‼」


深々と頭を下げてくる。

は?

なにをどう説明したらこうなったんだ?


「説明したら分かってくださったようです」

「レイラさん‼俺拉致したり、本当に後ろめたい事ばかりやっていたのを謝るっす‼」


土下座。


「すいませんでした‼」


なんで?どうやったらこうなるの!?最早暗示の域越えて洗脳しちゃってるよ!?


「いえいえ、その辺りはどうも思っていませんので」

「なんと言う寛大なお言葉ぁ‼俺、涙が止まらないっす」


ほんとに泣いてる。


えーと・・・


「レイラ、邪神の事は?」

「一応話しました」

「今出しても問題は?」

「大丈夫だと思います」


だとよ。


ゆっくり邪神が出ていく。


「あ、貴方が邪神さんですね‼始めましてっす‼東恭一と申しますっす‼」


『おう、聖十刀の守護清霊だ』

「そうだったんですか!?」


レイラの方が驚いてるよ。言ってなかったっけ?


「こいつの思想が危険すぎたから俺の魂に縛り付けてるんだよ」

「へー。そんなことできるんすね」

「普通の人間がやったらからだが吹き飛んで2度と転生できなくなるけどな」

「恐い」


だからこれはかなりの荒業で、邪神が意図せずに出てきたりする。

神様だって出来ないことは多いんだ。


『寧ろ、できないことの方が多い気もするがな』


全くだ。

「レイラ・・・お前、本当に何したの?」

「お話をしただけですよ?」


・・・それの概要が知りたい。

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