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日本へやって来れたようですが、何かしら面倒ごとに巻き込まれそうです

 それから、また10年後。



「いってらしゃーい」

「仕事はちゃんと向こうでもやってくださいねー」

「レイラー。精霊神様ー。お気をつけて」

「何かあったら直ぐに連絡するのよー。」



 なんか若干仕事しろって言われた。

 レイラは皆に手を振り返している。


「いってきまーす‼」





 時空間の入り口に来た。

 行ってきます?俺は言ってねぇよ?

 じゃな。って言ってきたけど。


『別れってもっと辛いものなんじゃないのか?』


 俺は下界の方が過ごしていた時間が長いからその辺適当なんだよ。


「ここが‥‥‥時空間の入り口」

「そうだぞ、俺の手をしっかり握っとけよ?」

「は、はい」

「変な空間に引き込まれると、2度と帰ってこられなくなるから気を付けろよ?」

「は、はい」


 手をしっかり握って時空間に入る。

 ワープして日本へ。

 時代は、江戸時代後期から明治時代前期。

 この辺かなーって適当に入るから、細かい時間設定が出来ない。


 よし、入るぞ。

 レイラの手がしっかり握られているのを確認して、入っていく。









 人が殆ど入ってこない山奥にこっそり転移。

 ここから山を降りて街に行く。

 因みに、俺の刀は今背負っているが、レイラは愛用の槍を持っていない。

 男にしか見えない俺がでっかい刀持ってるのはまだ許容範囲だが、華奢で可愛いレイラが物騒な槍持ってると、明らかに怪しいので、今は、俺の特殊能力の1つである、メニューのストレージに入っている。

 この能力はたまに勇者に与えるチートだ。


 ほぼ無限に入るぞ。

 生き物以外。


 因みに、レイラが今している耳飾り、俺の特殊能力が付与されていて、ストレージと繋がっているのでもしもの時は方天画戟を一瞬で召喚できる。




「‥‥‥人がいませんね」

「山中だしな」

『おい、遠視使ってこの先見てみろ』


 なんだ?急に。


『いいから‼』


 遠視眼を発動させる。

 これは遠くを鳥の目を借りるように見える。千里眼とも言うな。

 これは‥‥‥


「レイラ‼走るぞ‼」

「え?」


 説明している暇はない‼

 一旦レイラを無視して走り出す。

 レイラは俺の目の色が変わっているのに気付き、後をなにも言わず付いてくる。

 因みに、もう方天画戟を召喚している。

 なんという仕事の早さ。


 山中だから少し走りづらいが、昔覚えた足場の悪い場所での走り方を思い出し、走る。






 村が、燃えている。

 右目をを動視眼、左目を先視眼に変更する。

 それと、邪神に赤外線感知してもらう。本当は赤外線じゃないのだが、話してる余裕がないので割愛する。


 動視眼は、動体視力が格段に上がり、先視眼は、数秒後何が起きるのか予知できる。

 2つ以上魔眼を持っているやつは俺の知っている限り誰もいないので、事実上これが出来るのは俺だけである。



『人間がいるぞ‼』


 何人だ!


『ざっと60人』


 多いな。全員この村のやつか?


『いや、この村のやつは32人。助けなきゃいけないのは27人』


 裏切りか。


『ああ。残っているのは殆ど女と子供だ』


 ‥‥‥行動を許可する。


『まじで?やった‼』


 何をするかは判ってるな。


『当たり前だ』


 ‥‥‥恐怖を、植えつけてこい。


『おっしゃー‼やってやるぜ‼』


 殺すなよ‼ここは俺の世界じゃないからな‼


『判ってるって』




 そうこうしているうちに、レイラが追いついてきた。

 山中はやっぱり走りづらいらしい。


 事態を説明する。


「‥‥‥裏切りですか」

「取り敢えず救助を頼みたい」

「あいつは?」

「もういかせた」

「判りました。座標を」


 女と子供が捕まっている広場の位置を教える。


「判りました」


 レイラは走っていった。





 さて、俺も仕事しないとな。

 この土地の神は‥‥‥居るな。

 この下の小さなお社にいる。九十九神タイプの‥‥‥槍の神様だ。


 お社にスパーンとはい‥‥‥る訳にはいかないので、お社の前で手を合わせて、


「私は異世界から来た精霊神です!もしもいらっしゃるなら出てきて頂けないだろうか‼」


 すると、直ぐにお社が開いて、顔がガッチガチに緊張した槍の神様が出てきた。


「あ、あの‥‥‥。なんで、ご、ございま、し、しょうか‥‥‥?」


 震えまくって言葉になっていない。


「ここに雨を降らせる了承を‥‥‥」

「お、お好きにどうぞ!と、いうかやっていただけるんですか‼」


 めっちゃ食い付いてきた。


「あ、はい。やらせて頂きます」

「よかった‥‥‥」


 めっちゃ安心している。

 そりゃ自分の村がこうなったら心配するよね。


「じゃ、やりますね」





 ふむ、上空の流れは悪くないな。

 空に干渉をかける。空気で水滴を集めて雲を作り出す。ドンドン周りに干渉を掛けていく。

 かなりな雨雲が出来た。雨がザンザン降り始める。


 足の力が抜けた。座り込んでいく。

 未だに回復しきって無いから神力使うと最近こうなる。

 あ、でもめっちゃ回復速度が速い。

 流石日本。整っている。

「って言うか、上位神辺りに頼めないんですか?」

「そ、そんな事したら存在が消されます‼」


上下関係凄い。

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