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空想の国のアリスと観察者

空想の国のアリスと観察者





変だよ!変わってるね!口々にみんな彼女にいう。

人それぞれなんだから別にいいじゃないか。

僕はそう思うのだけどみんなは彼女を否定する。

アリスを。

そんなときいつもアリスは「もういいわ!」ってカオしてどこかへ行ってしまう。

ずっと気になっていた彼女の行く先。

アリスの向かった先は図書館だった。




古い本を山積みにしていつの間にか居眠り。


誰にも読まれたことのない本


彼女はそれを探してるんだと言ってた。

でも、どんなに探してもそんな本みつからなかった。

だいたい検討がつかなかった。


だから、“何も書かれていないまっさらな本”をこっそり彼女に贈った。

彼女がみつけやすいよう山積みの本はすべて片付けて、ね。

ほら、これなら“誰にも読まれたことのない本”になるだろ?

まあ、何も書いてないんだから誰にも読めないさ。


目を覚まして、その本を見つけたときアリスは少し困ったカオをした。

そしてまっさらな本を抱えて何か思い出したように駆けていってしまった。


いったい何を思いついたのやら?

次の彼女の行動が楽しみだ。



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