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飼っていた猫が人になりました  作者: イケメン愛好家
5/7

5「落とさないで????」

私は、紅茶を作ってお菓子と飲もうとしてた。


「あまりにも貴族みたいだなぁ…」


そしてその時___





ガッッッシャーーーーン!!!!!


「くぁwせdrftgyふじこlp!?!?」


物凄い音が聞こえたと思って、見に行ったら…

そこには猫の姿のクロと、割れた花瓶があった


「………クロ??」


クロは、真顔で答えた


「俺はやってない、勝手に落ちた」(張本人)


私は…ため息を付いてクロに近づく

クロは無意識に、目を瞑って身を縮こませる。


殴られると思ったのか分からないけど…私はそんな畜生ではないから殴らないよ、楽しくないし


そして、私はクロの頭を撫でた


「………??」


クロは見上げて、私を見てる

私は微笑みながら言った


「私は動物を殴る趣味は無いんでね」

「てか怪我は無かった?大丈夫?」


クロは少し固まってから、猫の姿のまま言った


「優しいね、ご主人は」

「前の主人とは大間違いだよ」


と言って…クロは私の手に撫でてと言わんばかりにすりすりした。


私には、捨てられる前は何されてたのかは分からないけど…

殴ることはしない…っていうか、したくない。


突然クロは机の上から降りて…人の姿になる

そして…


「ご主人、大好き」


と言って…ハグ(痛い)をしてきた


「い"ッッッ~~!!!!…力強ッ!」


痛いけど、私は無意識に…クロの頭を撫でる

その瞬間クロの尻尾と耳がピーン!っと立って…


尻尾を嬉しそうにゆらゆらと揺らす。

クロはご機嫌になり、喉をゴロゴロと鳴らしている


「~♪…ゴロゴロ………」


私は、心の中で思ってしまっておいた。


(見た目はイケメンなのに、

ちゃんと猫なんだよなぁ……クロって…)




そして…数時間後……


ゴトッ!!!


また、物が落ちた音が聞こえた

そして反射的に体が跳ねて、ビビった


「!?!?!?!?」


私は…落ちた場所に行ってみると………





やっぱりクロがいて、木製の置時計が落ちていた

クロは目を反らしながら言った。


「…不可抗力………」


私はめちゃ軽く、クロのほっぺをつねった

クロは痛くもないし痒くもないのに………


「……痛い」


…と、言った。

私は思わず突っ込んだ


「いや痛くないでしょ、めっちゃ軽くだし」


クロは笑って、ニヤッとする


「んふふ…痛くないよ?」

「逆に心地いい……」


そして、私の手を優しく掴んで…頬にくっつける

私は……ちょっと動揺しつつも、笑いが込み上げて来て思わず笑った。


「ははっw…心地いいんならよかったわ」

「…でも、物はおとさないでね???」


クロはしゅん…としながら、「はーい」と言った。

(これからもやった)


物を落としちゃうという…猫あるあるを入れてみました~!

猫って、なんか落としたくなっちゃうらしいですよ?

落とされたら困るけど…可愛いから許しちゃうよね☆



見ていただきありがとうございました~✨

次の話もお楽しみに!!

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