3「かまってちゃんで甘えん坊」
キャットフードにチュールとツナを乗っけて
更に追いチュールもする。
私は、普通にくつろいでるクロに持っていって……ご飯をあげた
「はい、クロ」
クロはこっちを向いて、嬉しそうに言った
「ありがと」
そしてその瞬間…
ぼんっ!と音がしたと思えば…クロは猫になってた
私は驚きを隠せないまま、目が泳ぐ
そしてクロは、少し食べたらこっち向いた
「だって猫になれるんだもん、そんな驚く?」
あんな可愛いフォルムからイケボが聞こえる…
バグってるってこれ
そして相変わらず…餌を食べ続けるクロ……
私は、困惑したまま…固まった
(非現実的すぎない………??)
そして、食べ終わり…クロは人の姿になって、ベッドに寝そべってる。
私は皿を片付けて、本を読むことにした。
今日は仕事がなく、久しぶりにゆっくりできる日だ
「~♪…ふぅ…おいし」
コーヒーを飲んで、再び本を読む
とてもゆったりとできてる……と思ってたら
「ご主人~」
急に背後から至近距離でクロが出てきた
「!?!?!?!?!?…びっっくりしたぁ……」
クロは、私の肩に頭をぐりぐりして、チラッとこっちを見る………
「頭撫でて」
普通の猫なら……撫で回してただろうけど、
こんなイケメンで人の姿で撫でてと言われたら……気が狂う。
そして…クロはムスッとしてこう言った
「…早く」
私は少し躊躇しつつも……頭を撫でた。
髪の毛はふわふわで、撫でると気持ちいい…
ずっと撫でていると………クロはゴロゴロ…と喉を鳴らして甘えてる
(やばい、これ、やばい……心臓持たない!!!)
私の心臓の鼓動がうるさくなりつつも…撫でる
…と、何か感じたようにクロの耳がピーンとなる。
「…ご主人……ドキドキしてるの?」
クロはニヤニヤしながら顔を近づける………
私は慌てて手を離して反射的に少し離れた。
「はっ…!?!?!?!?!?」
自分でもわかる、絶対今顔真っ赤だ。
クロはどんどん近づいて来て、私は後ろに下がって行く…
完全にクロは、今獲物を見ている目をしている。
「そうやって逃げられると…もっと追いかけたくなるよ?」
猫の本能なのかどうか分からないけど、どんどん追い詰めて行くクロ。
「待って待って待って待って待って!?!?」
「ちょ、ストップ…!スト………ステイ!!!」
私は慌てながら、思わず後退りをする……と
完全に部屋の隅っこまで行って…捕まった
「ご主人、捕まっちゃったね」
とてつもなく顔が近い、キスするんじゃないかってぐらい近い
(待って待ってやばいやばいやばい!!全方向塞がれてるぅ!?!?)
どんどん近づいてく………と思ったら
「ん"~………ゴロゴロ…」
何故か抱き締められて、頭をぐりぐりしてきてる。
私の頭の中は?だらけだった
(え、これ、キスする流れじゃないの??え????これ甘える流れ??)
クロはすんごい甘えて来て、ずっとゴロゴロ喉を鳴らしてる
「ご主人~…」ぎゅぅぅ…
しかもハグした手を離すどころか強まって動けなくなっていく
「ちょ、え、動けな…!?!?」
ぎゅうううっとハグし続けてるクロ…
「え"っちょっと…待"って……!?!?力強すぎ…!!」
(甘えん坊にも程があるって…!!!!!!!!)
クロはご主人だけにすごく甘えん坊でかまちょです。
他の人には………塩対応です
見ていただきありがとうございます~✨
ゆったりですが、次々あげていくので楽しんでください~!




