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METAL HUMA  作者: NAO
チャプター1「カスケード」
7/40

ARCHIVE FILE#4「イカロニクテリス」

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


コードネーム-イカロニクテリス

駆体種別-ICN

脊椎種別-シングリティ

出土深度-200~350m

全高-25.5m

インターフェース数-2+4(背面と脚部に限定的なインターフェースあり)


・特徴

挿絵(By みてみん)


多様な武装の学習能力を持ち、様々な状況に対応可能な汎用タイプ。

高い加速能力と敏捷性を持ち、近中距離での戦闘に秀でるがドライバーへのパワー負担が極めて高く、戦闘中は常にオールアウト等に注意する必要がある、それに伴って航続距離も長くはない、この駆体が脅威となるか否かはドライバーの個体依存性に委ねる傾向がある。


防御面においても他駆体に引けを取らず、ある程度の被弾なら怯むことなく戦闘機動を継続し自らの攻撃を標的へ叩き込む事が出来る。


外観的特徴として頭部の真上に股関節が存在し、そこから逆関節が下部に伸びるという骨格をしている。

背面に伸びる尾部の先端にはブレードが備わっているが、射撃等のレシーバー機能は無い。


・概要

挿絵(By みてみん)


前大戦ではその対処困難なハイパワーハイスピードの特性を持つ強襲性から、この駆体が目撃されただけで敵が撤退する等圧倒的な猛威を振るっていた。


しかし時間経過と複数陣営での領土内から出土する事も影響し、様々な角度から検証が繰り返された結果、あらゆるシチュエーションでの本駆体に対する対処法が確立され、今となっては戦略運用面において消極的とならざるを得ない背景がある。


特に、本駆体は前方に対する加速の際パワーロスが極めて高い欠点が存在し、後退しながら対応する事で簡単に無力化出来る事は多くのドライバーにとって周知のテクニックとなっている。


挿絵(By みてみん)


出土数が多くはないため、戦術的価値が低下した現在でも取引価格は高額である。


稀に出土する奇形種においては従来の欠点を覆す特性を持っている事例が噂程度に語られているが、取扱い企業は本駆体が陳腐化した過去を持つトラウマのためか、具体的な奇形種の報告は行われていない。


挿絵(By みてみん)


・取扱い企業

プログレッシブ・ダイナミクス社 [ノルマンBK]

トライアンフ社 [USアータシア]

デルリオ社 [ベルタ]

ウラル公社 [ルシアナ]


・奇形種の存在

本駆体を取扱う企業はイカロニクテリス奇形種の存在有無を報告していない。



ダンフェイゲンの駆体です。



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