ARCHIVE FILE#3「ネメグドバーター」
コードネーム-ネメグドバーター
駆体種別-NBT
脊椎種別-シングリティ
出土深度-150~400m
全高-22m
インターフェース数-2箇所
・特徴
少ない前方投影面積の骨格シルエットは被弾率を抑え、散弾の特性を持つ射撃武装に加えて長射程誘導弾を発射可能とする武装をインターフェースから生成可能であり、遠距離の削り合いから接近して決着をつけるなど幅広いレンジでの戦闘を支配する。
巡行形態をとる事が出来、これによりドライバーへ負担の少ない省パワーでのロイタリング飛行や航続距離を生かした超長距離フェリー飛行を可能とし、この特性から警戒任務や対地攻撃任務等に優れている。
尾部には散弾射撃を連射可能とするレシーバーが備わっており、標的からの不意な接敵にも適宜対応可能である。
両腕2箇所のインターフェースで散弾武装を生成し、尾部のレシーバーと併せて斉射される3点砲撃は大抵の駆体が持つ防御能力を一瞬で飽和させ、そのまま大破に至らしめる威力を持つ。
外観的特徴として、股関節が無く胴体側面から逆関節脚部が生えており、その逆関節脚部から更に腕部が生え伸びる特徴的な骨格をしている。
・概要
近年の採掘技術向上により前大戦後から出土され始めた新鋭駆体であり、取引額は他と比較して非常に高額である。
対応するコントロールスピアの鋳造は過渡期にあり、最大性能を生かし切れていない側面もある、これは取扱い企業にとって目下の課題となっている。
パワーウェイトレシオが優れており、人工物である航空爆弾を搭載しての空爆ユニットが開発中。
本駆体が出土する地域について取扱い企業は公開していない。
・取扱い企業
プログレッシブ・ダイナミクス社 [ノルマンBK]
イーオンフラッグス社 [USアータシア]
・奇形種の存在
本駆体を取扱う企業はネメグドバーター奇形種の存在有無を報告していない。
・納入担当者へ
下請け採掘業者はコスト増加を理由に価格の吊り上げ交渉をしているようだが、新機材導入による一時的なものだ、こちらの言い値以上に応じる必要は無い。あまりゴチャゴチャ言うようなら5体に1体のみ高値で買えばガス抜きになる。
カスケード隊ディコン、ブラカウ、ボディサ、アビィの駆体です。