ARCHIVE FILE#18「ハーストイーグル・アナイアレイター」
コードネーム-ハーストイーグル・アナイアレイター
駆体種別-HT・AN
脊椎種別-デュアリティ
出土深度-不明
全高-26m
インターフェース数-3
・特徴
ハーストイーグル奇形種に分類される希少駆体。
全方位的な攻撃性と機動性を有し「捕食者としての完成度」において同ハーストイーグルの他奇形種の追随を許さない。
当該個体は実戦投入例が極端に少なく、既知情報の大半は試験運用時の記録に拠っている。武装の学習能力は幅広いとされているが、戦場における実証例は不明確であり、データの蓄積も未熟である。
初期学習武装は銃槍マーヴェリックである。だが、アナイアレイターが生成する同武装は、同名ベーシックと比較して著しく高い弾速・貫徹力を有し「駆体種別によって生成武装の性能が変化する」という仮説を裏付ける事例とされる。
尾部先端にある大ナタ様の構造物にはブレード生成機能が存在し、失われたベーシックの射撃レシーバーの代替として第三のインターフェースが備わる。これにより尾部専用武装の生成が可能とされるが、詳細な記録は存在しない。
最大の特徴は頭部にあり。前後に二対の頭部を有し、ドライバーの視覚認識領域に強烈な影響を及ぼす。
この駆体にドライバーが搭乗した場合、一般的な前方視野に限定された視界を逸脱し、360度全周囲の映像が脳内へと直接流れ込む。
戦術的優位をもたらす特性ではあるが、慣れないドライバーにとっては激烈な苦痛を伴い、ただでさえ高い体力消耗を求める駆体運用に更なる負担を課す要因となっている。
外見的特徴としては、ベーシック同様の二重脊椎構造に加え、腕部と脚部ともに二重骨格を有する。
・概要
出土地域および出土深度は非公開。前大戦における運用実績は確認されておらず、長らく検証対象として扱われていた。
本駆体に殲滅者のコードネームを与えたのは、試験運用に参加したテストドライバー自身である。
模擬戦闘において全ての標的からの射撃を完全回避し、撃破判定を繰り返すその挙動は戦術ではなく一方的な殲滅と評されるに至った。
同ドライバーは後に「いつ自分がオールアウトするのか全く予見できない、兵器として運用するには危険すぎる、もう二度と乗りたくない」と所感を残し、以降一切の協力を拒否している。
ロクスウェル・ストラット社およびイーオンフラッグス社による共同研究体制が一時的に組まれていたが、研究途中で当該個体は別部署に移送され、それ以降の所在は不明とされる。
研究に携わった関係者の一人は「アナイアレイターのコックピット設備のメンテナンス等を行っていた作業員が失神昏倒する事件が度々あった、人を変えても起こっていたから猶更不思議だった」と当時の様子を語っていたという。
戦闘力は未定義のままであり、能力評価も不完全。ただ一点「あらゆる標的を、例外なく、完全に消し去る頂点捕食者」として関係者間では語り継がれている。
・取扱い企業
ロクスウェル・ストラット社[ノルマンBK]
ロナの駆体です。




