ARCHIVE FILE#17「プテロダウストロ・レイグウォン」
コードネーム-プテロダウストロ・レイグウォン
駆体種別-PD・LG
脊椎種別-シングリティ
出土深度-300~500m
全高-25m
インターフェース数-2
・特徴
プテロダウストロ奇形種の一種。
巡行形態を取る事が可能であり、目的地へより速く到達する高い戦略機動性を獲得している。
ベーシックの駆体が持っていた短期間での自己修復能力は失われ、軽破であっても一週間以上の安置が必要であり、連続した戦闘は行えないがトレードオフをしたかのようにその他の突出した性質を持つ。
尾部の大型レシーバーにはブレード生成機能も喪失しており、ラヴァパーティクル砲のレシーバーに置き換わっている、射程こそはカーマガ等には及ばないものの銃槍マーヴェリックと同等の初速を減衰射程限界ギリギリまで維持する事から、該当駆体の戦闘可能なレンジを大きく拡大する要素となっている。
頭部及び両脚腿に備えられた三か所のレシーバーにはそれぞれシールド生成機能が存在するが、これは自己防御能力には一切寄与せず、空気抵抗や水流抵抗等、前方への機動時に障害となる流体を弾き飛ばす事に作用し、他駆体では追随困難な超高速での前進と加速力を実現している。
本駆体で特徴的な巡行形態はエアロブレイカーシールドの効果を最適化する形態であるとされている。
初期学習武装はベーシックと同じラーカであるが、後天的に様々な種類の武装学習が可能であり、ベテランが駆るレイグウォンの戦闘力は未知数と言えるだろう。
外観的特徴として股関節が無く、背面から直接脚部が下方へ生え伸びている。
・概要
チェイアニア大陸に横たわるグレートクラック渓谷で出土したプテロダウストロ奇形種。ベーシックですらかなりの高速駆体であったが、優に上回る更なる速度性能を持ち、迎撃、偵察、先制攻撃、即応空爆等、スピードを求められる全ての任務を容易く達成するパフォーマンスを誇る。
奇形種ではあり出土数も多くは無く、あくまでも希少種に分類されるがその他の希少種と比較し、部隊運用が可能な程度には数を揃えて出土している事が確認されている。
優れたパフォーマンスを持ちながら数も纏まって存在する事も相まって、同種編成をしたレイグウォンは正しく束になった稲妻そのものであり、電光石火のスピードと攻撃能力を持つ本駆体はチェイアニアの言葉で雷光の名を冠するに相応しい脅威的存在である。
・取扱い企業
ウラル公社 [ルシアナ]
デルリオ社 [ベルタ]
シータ・オービエの駆体です。




