ARCHIVE FILE#9「フォルスラコス」
コードネーム-フォルスラコス
駆体種別-FRS
脊椎種別-デュアリティ
出土深度-不明
全高-23m
インターフェース数-2
・特徴
群を抜く低空機動力、凄まじい対空射撃能力を持つ希少メタルヒューマ。
四脚の骨格が持つ地上安定性を生かし、巨大武装を軽々と振り回して水平から上空に対して持ちうる攻撃能力を一気に浴びせかかる。
脚部先端それぞれ四か所に存在する射撃レシーバーは、武装カクサ以上の射程を持つ誘導弾を連射可能としており、上空からの接近の一切を拒否する能力を持つ。
また、フォルスラコスが初期学習している三砲身ラヴァジェットプロジェクタイル砲であるカリオンは、市街であれば十棟以上のコンクリート建築物を容易く貫通し、かつ、圧倒的連射力を以て射程内の存在を瞬く間に残骸へと変えてしまう。
同じくフォルスラコスで一定以上の戦闘稼働を経て学習するとされる単砲身ハイプレッシャーラヴァパーティクル砲のパルマはケンギスと同等か、それ以上の弾速と射程を持つとされている。
特徴的な骨格をしており、肩部から後ろ足が生え伸び、二重脊椎の先端にある股関節から前方へ脚部が伸びる事で四本足のシルエットを成し、左右に存在する腕部は後ろ足の付け根から生え伸びている。
外観から判断するに尾部は切り詰めたように短く、終端にレシーバーのような構造も無い事からブレードは存在しないと思われる。
・概要
ベルタ領土で出土記録のある希少駆体であり、前大戦後から採掘され姿を見せたとされる新鋭種である。
それ故に殆ど情報が存在せず、会敵した上で生き残ったドライバーからの証言のみ記録されており「こっちが手出しする前に次々と仲間が薙ぎ払われる」と当時の過酷な様子が語られている。
フォルスラコスの射程内で戦うというのは自殺行為と同義である為、今後においては消去法的に視程外戦闘が可能なドロモルニス・スティルトニやスクレロリンクス等を含めた作戦が展開されるのではと予測される。
大深度採掘技術の向上によって近年になって姿を見せた為、今後は本駆体が戦場に出没するケースが増えるだろうと推測される。
・取扱い企業
デルリオ社 [ベルタ]
・奇形種の存在
全く情報が無いため不明
キルリスト、ピク・ルイセンコの駆体です。




