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旧式 時と歌  作者: 新規四季
97/220

謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ20

扉を開ければ大きなグランドピアノ。置いてあるのはそれだけで他は何も無いまっさらで真っ白な部屋。工夫すればピアノ3台は置けそうだ。

赤い絨毯は足が埋まるほど上等な品で自分には縁のないものに感じる。

何となく、本当に何となく鍵盤に触れる。

1つの音が鳴る。

建物が大きく揺れた。

「何っ?地震?」

大きな縦揺れが1回、ドンっと揺れる。

頭の中でミシッと嫌な音が鳴った。

酷い耳鳴りがなり歩けそうにもない。

暫く目を瞑りじっとすると治った。

薄暗い中ピアノを背に部屋を出た。

ドッドッドッと心臓の音が煩い。

薄暗い廊下をまた歩く。静寂の中小さな足音だけを鳴らして。

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