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旧式 時と歌  作者: 新規四季
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謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ8

「ごめん、電話」

そう言ってくうは廊下に行った。少し焦った様子。

空は部屋の中で1人になり急に心細さが湧いていた。空は寂しさを抱いた事に馬鹿馬鹿しくなり魔力と妖力を整え始めた。

体に流れる血の流れ、全身を巡る力が魔力で、心臓に籠る力が妖力だと考えている。

今、空の体は2つの力がごちゃごちゃして互いに拒絶反応を起こし、体のだるさと頭痛を引き起こしていた。

大きく息を吸う。まずは馴染み深い魔力を元の流れに戻す。

目を閉じて一旦魔力をただ放出する。全体の3分の1を部屋中に拡散。

杖を顕現させる。これだけで空は顔を歪め苦しそうに体を折った。

心臓が痛む。体の中に隙間ができた感覚が生まれる。

心臓部分にだけ妖力を流し留める。体の魔力は部屋に拡散された魔力と引き合い心臓には行かない。

上手くいった。別々にする事は出来た。後は隠さんした魔力を戻すだけ。

もう一度大きく息を吸う。杖を起点とし魔力を戻す。体が楽になった。

「相変わらずとんでもない事をやってのけるのね。杖も変だし」

確かに杖は純白で穢れとは無縁そうだった。

「なんだこれ」


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