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旧式 時と歌  作者: 新規四季
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魔法の前進11

雷に対する対策として真水によって電気を逃がす方法がある。しかし、今この状況においては何の役にも立たない。

雷猫は全身の毛を逆立て放電し始める。

電撃が無差別にあちらこちらに跳ね、床を、天井を焦がしていく。

燈火が部屋の被害に眉を顰める。

「あーあ、迷ってる暇なさそうだな」

他に対策として避雷針もあるが、同様に今は意味が無い。

やはり魔力によって制圧しかない。

『怒りと紛うその光、願いの先へ迸レ』

杖は魔力の形を変え、雷猫へ続く一筋の細い線を出す。

電力としては強くはない。

最大出力で雷系の魔法を使ってしまえば辺の人も一緒に黒炭にしてしまう。

狙いは雷猫の魔力と空の魔力を繋げること。

そこから魔力による制圧、拘束を雷猫の精神で行う。

逆に空の精神にも雷猫の制圧が始まるが問題ないと踏んでいた。

魔法生物に心があるとは思わずに。

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