表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧式 時と歌  作者: 新規四季
175/220

囚われ四重奏42

「それは僕も知りたいな」

零はレーナ達の元に歩いて振り返りながらレーナに便乗する。

「んまあ、俺もそこんとこハッキリしときたいわな」

鈴が慌ててレーナ達によって便乗の便乗をする。

いかにも総意ですと言わんばかりの態度である。

「説明したいのは山々なのですが転生体についてはよく分かってないのです」

プリンセスは申し訳なさそうにする。

「知らないじゃすまないでしょ?」

レーナが剣呑な雰囲気で問い詰める。

「道中の話し、聞いてなかったの?ヴァンパイアは乗っ取られてるの。知ってるのはそっちじゃないかしら?」

ビアが弱者の振りをやめてフォールス達を見る。

「悪いがここには答えられる奴はいない。が、表世界には居る。だから成功体については後からでもいいかい?嬢ちゃん」

両者を宥めるようにエレが年長者らしくその場を取り仕切った。

「気まぐれでもここに来てよかった」

気苦労するエレの呟きに心底感謝しているのはフォールスだ。

彼はコミュニケーションが下手が故にもしもエレがいなければ険悪な雰囲気で最悪仲違いも有り得ただろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ