表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧式 時と歌  作者: 新規四季
159/220

囚われ四重奏26

「……ただの草原じゃないね。まだヴァンパイア共の国か、次元だな」

「オイオイオイ、大丈夫なのかよぉ!」

鈴が若干焦ったようなエレの様子に不安に駆られる。

「ッスね。嫌な気配感じるッス」

アックスは斧を持ち直しいつでも動ける準備をする。

アックスは魔法を使えない。しかし魔力の量はネクをも凌ぐ。

主な戦闘方法は……

「オラァァァァァァァァァァァァァ!!」

斧を振るい次元の裂け目から伸びる黒く人の手ではない手が池鳥の背後に現れると同時にアックスが動き黒き手を叩き割った。

魔力を乗せた斧を魔力で無理やり強化した身体能力で振るい、辺りに突風が吹き荒れる。

膂力は計り知れない。これがアックスの戦い方。シンプルで強い。脳筋だった。

レーナはアックスの体の中の魔力の巡りを凝縮していた。物珍しさと膂力への羨望が芽生えた。

「あっ、あっち!あっち行きましょう!何か感じる!」

池鳥は目の前の普通じゃない出来事に混乱する中で、無意識下で安全を願った。

それは目覚めたばかりのヴァンパイアの力を引き出した。

エレは何となく池鳥の素質に当たりをつけ、

「案内してくれるかい?」

と、池鳥を先導させ移動する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ