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旧式 時と歌  作者: 新規四季
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囚われ四重奏20

エレと呼ばれる初老の女性は朝でも昼でももちろん夜でも光の無い世界、裏世界へ来ていた。

「相変わらず荒んだ世界だねぇ」

足を踏みしめる度に地面はひび割れ今にも崩れそうだ。

エレはフォールスの作戦に勝手に着いてきた訳だがその事は誰にも言っていない。ネクは今頃魔導図書館で喚いているかもしれないが。

チラチラと悪鬼やら影やらがエレを影から見ているが襲ってくる気配はなかった。奴らもエレが只者ではないと察知しているのかもしれない。

暫く歩けば吸血鬼の死体の上で胡座を組んでる女が見えた。

その女が視界に映った瞬間エレは頭を抱えた。

「ごきげんよう、アックス」

「あ?まだ、生き残りが…………………え?」

大きな斧を担いだ女ことアックスはエレを見た瞬間に青ざめた。

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