表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧式 時と歌  作者: 新規四季
141/220

囚われ四重奏8

階段を下るたびカツカツと音が響く。

階段はそれほど長くなく直ぐに降り着ることが出来た。

「うーわ、ゲームだったらボスいるぜ」

鈴が階段降りたすぐの扉を見て言う。

若干の怯えが伺える。

扉は両開きで真ん中には球体のクリスタル。縁を彩るように黒い宝石が組み込まれている。

「この黒いのダイヤじゃない?」

池鳥が扉の宝石をまじまじと見て言う。

「さて、どうする?」

「どうするも……」

零が言い淀む。

「いや、まあ、うん。ここしか道ないし行かないと拉致あかないよねー」

鈴は脱力して言う。

ギィィィィ……。

「ちょっ!」

鈴が焦ったように扉を見る。

案の定レーナが扉を、押して開けているところだった。

「俺この先不安しかない」

池鳥は目の前の光景に白い目をした。

「大丈夫、僕もだ」

零も冷静沈着に見えて顔は真っ青だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ