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旧式 時と歌  作者: 新規四季
139/220

囚われ四重奏6

ギギギと道を塞いでいた鎧武者が動き出す。

「よく出来てんなぁ」

鈴が白い目をしている。

現実逃避だった。

「いやいやいや、あれ絶対やばいって!」

池鳥は動転して、鎧武者をめっちゃ指さしていた。

「うるせぇ!分かってるわ!やばいことぐらい!」

鈴は逆に池鳥が取り乱したことで冷静になれたかと思いきや池鳥と共に逃げ出そうとした時。

「あ、」

と、零が呟いた。

ガチャガチャ鳴らしてる鎧武者の音は相当大きかったのにも関わらずその呟きは鈴の耳に入ったようだ。

「えっ、何?」

「いや、ほら。レーナさん」

「あの女がどうしたんだ……」

ドォン!

レーナが仁王立ちをして鎧武者が転倒していた。

「何があった……」

「えっと……レーナさんがアレの膝を蹴ったら転んだ?」

「うーん。分からん!」

「鈴、これは夢だ」

「あ、ああそうだな……」



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