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旧式 時と歌  作者: 新規四季
138/220

囚われ四重奏5

「あー、これ現実じゃないな」

鈴が不意にそう言うと、零も賛同する。

「僕もそう思う」

「夢かー、ならしかない」

鈴はウンウンと頷いている。

「なにが?」

池鳥はしたり顔の鈴に聞く。

「いやだってみてみ、この部屋。マジでなんもな

い」

両手を広げてゆっくりと一回転した。

「現実でも作ろうと思えばできるでしょ」

零は冷静にツッコんだ。

「あっ、そーか。でもじゃ、ここどこ?」

鈴は確かにと、納得し逆に聞き返した。

「「………夢か、夢にしとこ」」

2人はめんどくさくなって夢という事にした。

いまいち危機感のない空気が漂う。

「はーやーくー来いっ!」

レーナが今度は部屋に入ってきて池鳥を掴んで連れ去った。

「あ、はい…」

レーナに連れ去られた池鳥を見て、鈴と零が青を見合わせて部屋から出た。

「うーわ、あれ絶対近づいたら動くやつやん!」

鈴が見たのは全長2mありそうな鎧武者だった。


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