表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧式 時と歌  作者: 新規四季
135/220

囚われ四重奏2

「わっ!だ、誰っ!」

男の子の1人が起きるやいなや座ってる男の子をみている池鳥とレーナを見て混乱している。

「おお、正しい反応……」

池鳥は何故か感動している。

「私は、吸血鬼」

「ひぃ!たす、助けて……!」

完全に怯えきった様子。

池鳥がレーナの頭をスパンと叩く。

「痛いわ」

頭を抑えて涙目になるレーナ。

「この状況でその嘘は良くない」

池鳥は苦笑いする。

「嘘、なのか?」

男の子は怒ることもなく脱力した。

「……まあ。私はレーナ」

「僕は零だよ。よろしく。ところでここはどこなの?」

零は冷ややかな目をレーナに向けつつ、レーナは情報源になり得ないと思ったか池鳥に聞く。

「俺は池鳥。さぁ、俺もさっき目が覚めたばかりでここがどこだかなんて……」

池鳥も自己紹介をして、分からないと言う。

「後1人起きないね」

レーナは起きないもう1人の頬をツンツン突いている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ