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旧式 時と歌  作者: 新規四季
109/220

謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ31

歌は気分を高める。

歌は感動を呼ぶ。

歌は感情を引き出す。

くうの歌は魔法だ。生まれついての天性の才。

空は立ち尽くし、頬に一筋の線が流れる。

震えた。心に来るものがあった。

人の為を想う慈悲の歌。

空は信じられない思いでくうを見ていた。

再び見せつけられる力の差。

彼女は人を救える。

空は?頭を振る。今は、そんなこと些細な事だ。

心做しか霧が薄くなる。

影響力はこの霧と同格なのか。

羨望の眼差しを嫌でも向ける。

そんな自分が情けなくて、悔しくて、もどかしい。

くうは試練の間でこんな可能性を得て、そして開花させた。

空は可能性は得た。でも、それだけだ。

どうしても悔しい。……今は閉まっておこう。

魔力反応が、3つ。

乃愛も戦ってる。第1目的は黒霧の撃退だ。

「くう、見つけたよ。ありがとう」

くうが空を見て言葉を呑み込んだ。

空は感謝した。言えなかったけど。

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