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旧式 時と歌  作者: 新規四季
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謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ28

どうにか連絡を取らないと。無闇に魔力は使えない。

「スマホはどうだ?……駄目か」

スマホは圏外の表記。電波も通じないとなるとこの場所は異空間に近いのかもしれない。

今のメンバーでサーチや、索敵を使えるのは俺とフォールスだけ。

フォールスはルーンのスペシャリストなだけあって精度も高いが、空は如何せん経験不足で粗が目立つ。

それでもやらないよりマシだ。

「古代魔法、大気の眼」

古代魔法、大気の眼は風属性に分類される。

自身の魔力を空気中の魔素と混合させることにより、術者の技量にもよるがかなりの範囲を手に取るように把握出来る。

範囲内ならば、目に見えずとも姿形を捉え、魔力量を計り、魔力を奪う事も可能だ。

しかし、弱点もある。

まず1点は古代魔法故に魔力の消費が多い事。

2つ目は魔法発動中は全く動けない事。これは大気と一心同体となる事で発動できる術故に使い手は自身のコントロールが出来なくなる事。

魔力を止めれば術は解除され動けるがインターバルも生じる。

本来ならば1人ではまず使わない術だが、そうも言ってられない。

しかし、魔力が探知出来ない。

誰も魔力を使っていないのか?

でもそれにしてはさっきから魔力反応が……

そうか、この霧全てが魔法なのか。

とてつもない規模、能力。

間違いない、これは起源の魔法だ。

ならばこの術は意味無いか……ッ!

どこだ、自分と同じ魔力を感じた。集中しろ、微かだかまだ感じる。

これを逃したら更に状況は不利になる。

…………見つけた。11時の方。

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