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旧式 時と歌  作者: 新規四季
103/220

謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ26

「バラしてくれんなよ」

空の腹を突き刺す剣。

空は何が起きたか頭が追いついていない。

くうが、口に手を当て目を見開いている。

声も出ず震えているだけ。ぎゅうっと心臓が握りつぶされてる感覚が襲う。

「ごフッ」

空が口から大量のが逆流して、服を地面を汚す。

「全く、残念だよ」

空が振り向く素振りを見せた時、首と胴体は離れ離れとなり、頭が地面を転がった。

軽蔑のこもった視線で見下ろすトーマス。

「がァァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

理性が飛んだくうが目にも止まらぬ速さでトーマスに迫る。

トーマスは冷静に手にした剣を杖に変装させ、無詠唱で魔法を繰り出した。

それは反転の魔法。

全てを逆転させる唯一無二の魔法。

くうの拳の力は内側に帰り、骨を砕き、皮膚を破る。

使い物にならなくなった右腕はぶらりと垂れ下がってる。

痛みは無いのだろう。もはや意識が無いのだから。そんなくうをトーマスは杖を突きつけ魔法を発動させる。

くうは全身から血を撒き散らし、膝から崩れ落ち倒れた。

辺りには濃い血の臭気が満ち、無惨な死体が残る。

「あと2人」

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