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旧式 時と歌  作者: 新規四季
102/220

謔イ縺励∩縺ョ蟆大・ウ25

闇は解かれ光がさす。

くうに差し伸べられる手。

急な光に目が眩む。それでも、手を伸ばした。力いっぱい、腕が軋むまで。

「心配かけんな馬鹿」

手を取り引っ張り、闇の中から救い出してくれたのはやはり空だった。

「ごめん。サンキューな」

「へばってねーよな?」

「ああ、もう怖いものはない」

握った手は温かく、その熱は全身を巡る。

握った手を意識した途端、くうは真っ赤になったが幸い、辺りは夜のように暗く気付いた者はいなかった。

「でも、どうやって私がここに居るって気づいたの?」

「多分、お前に渡した疑似回復薬のおかげだ」

「えっと、どうゆうこと」

「それは、俺の魔力を元にしてるからこの辺り一帯にサーチをかけていたら魔力の反応がでて急いで駆けつけたって訳。それより、お前を包んでたのは何だ?」

「えっ、何。私、包まれてたの?」

「ああ、心ここに在らずって感じだった」

「嘘、私意識あったと思うんだけどな」

「今は、無事ならそれでいい」

「そうねって、あー!」

「何だいきなり!うるせぇな」

空は真横で大声を出されて顔を顰める。

「分かったのよ!」

「何?」

「黒幕が!」

「何で?えっ、え?」

「黒幕は……」



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