地上最強の生物
ある時
男の前に
一人の男が現れた
目の前の男に向かって叫んだ
「お前はだれだ?」
男は笑いながら近寄る
「どうして俺をみて笑う」
その男は底冷えするような
異様な冷たい目でみつめてきた
「やめてくれ・・・どうして
俺を・・・・そんなに下げずんだ目でみつめる。」
男はゆっくり答える
「わかっているんだろ?」
?
「わからない、何故だ」
男は更に近寄り
まるで男を殺すような眼で睨んだ。
「いったいお前は誰なんだ?」
後ずさりしながら恐怖しながら叫んだ。
「俺はお前が諦めた全てだ」
男の顔は自分にそっくりだった
「どうしようもない情け無いダサい大人であるお前に、尋ねたい。
常識に収まって安心していないか?
人に流されていないか?
あの頃のお前は、まだ生きているか?
自由を諦めるな!
挑戦を諦めるな!
衝動を信じろ!」
いま、もっとも熱い男
ただただ、モテない・・・
ただただ、鬱・・・
ただただ、死にたい・・・
そんな独りの男がいた・・・
疎まれて
常に馬鹿にされ
どれだけもてない人生を送ってきたか
もう死にたい
この世界を憎み
世界が終わればいい
何度も思った
絶望だけが恋人
その男の名前は福口哲郎
38歳独身。彼女いない歴38年。
童貞・・・
社会のクズ
ゴミ
人間失格
いじめ
差別
そんなレッテルを貼られた男
しかし!!!!
男は諦めなかった
地上最強にもてない男の
もてない男による
全てのもてない男の為の鎮魂歌
伝説を創った男
愛を知るまでは
絶対に死ねない




