私がやるべきこと(盲目視点)
私は、久しぶりに主の元へ行くが、やはり色々と変わっていた。
前までは1人の玉座に座っていたが、2人が左右に立っている。
人間で言う救世主と聖霊だった……三位一体となっている。
私は主以外興味などはない故に、
「お久しぶりです……我が主よ。私が見ない間にここまで変わっているとなると、余程の事情があったようですね」
天の主は苦笑しながらも、
「我が子よ、確かに余程の事情はあったが、そこまで言うとは。正直にお主が消えてから我々も天界での交流の末に龍族や戦乙女等の種族を受け入れてきた。堕落の王は、お主が記憶を失っている間に天界に攻撃を幾度も受けてきた」
私は記憶を辿ると、基本的には攻撃の参加等はしてこなかった。記憶を失う前の行動を今まで通りに色々な人間に試練を課して地獄へ落としてきた。
「そうですね、修復者は確実に覚醒しますね……この時代に生まれてきた理由はきっと主は考えているのであれば、何も言いません」
私は黒い球体を作り出して修復者を見る……天界に属さず魔界にも属さない、第3勢力たる混沌の戦士である彼女は、人間でありながら霊能力者たちに警戒される。
「我が子よ、修復者は強くなっている。神々に対等に話すことができている。今では神々からは化け物と称されておる」
私はそれを聞きながら、修復者の今後はきっと堕落の王と決着が着いたら邪神たちによる攻撃と勧誘を受けるだろう。
「主よ……これから私がやることは一切手出し厳禁です。私は修復者の頭に乗り試練を課し続けます」
私はそれを言ってから主は何も返答してこないのを確認して去る。
私はまずは修復者が今まで関わってきた負の人間たちの関係を断ち切る事を選んだ……
「許せ……修復者、これ以上貴方が壊れてしまう」
修復者は信仰深い人間に友達にならせて、その他の人間関係は断ち切る事に成功した。
修復者はとある龍に恋を落ちていたことははじめから知っていたが、面白いことにその龍はかつて負の人間について導いていたのに関わらず、何故か修復者の元にいるようになった。
どうやら……双方は両思いだなと確信していた。
その龍は元は魔界出身であり、修復者に本来の自分を見せたが修復者は受け入れてくれたのだ。
かつての姿さえも受け入れてくれるのは、やはり愛というのはとても喜ばしい事ではあるが、まだ霊能力が復活してない修復者は、
「龍に会いたいよ……」
布団の中で、会いたくてしょうがない様だが、普通に近くにいることすら感知できてないところを見ながら、私はそろそろ悪魔たちに修復者の居場所を教えることにしよう。さぁ…強制的に覚醒させる為の争いに




