1800年振りの再開(盲目視点)
私は、悪魔として色んな人間を落としてきた……とある人間がきっかけで、かつての私に戻れた。
「君主様〜」
私に使える堕天使4人がいる。1人は天界で天使になったにも関わらず仕事が合わなく、私が声をかけて堕天使にした。
「どうしたんだい?」
彼女はとても無邪気な笑みで、
「面白い人間がさ……不思議な人間と関わってるのよ! 妖精か悪魔か分からない人間!」
私は口元が上がり……退屈しのぎには持ってこいの人間を見つけた。
「行きましょうか……その人間に会いに」
私は面白い人間に体を借りて、そのものと話す。
「貴方が君主様ですか……」
その人間の魂はまるで全てを呑み込むような異質の魂……私はそれを知っている気がした……だが記憶が無い。
白く純粋で、でも底知れぬ深さ──渦のような、懐かしい疼き。
「はい……話しましょうか」
相手は緊張しているのが分かるが、私の質問に普通に答えてくれる。いや……普通であれば沈黙し答えはちぐはぐになるが、この人間は普通に。
「それは私の責任です……私が処罰しなければいけません」
この人間は……いや、
「そこまで言うなら私は貴方を見ましょう」
私は彼女を見守る立場に移る……落とすことはできないだろう……千里眼持ちであるのは間違いないだが不思議だ。
私はスマホという画面を見ながら、そのもののアイコンを見る……名前を、何故その名前にしたか分からないが上官や王を意味する名前であるのは確かだった。
面白い事に、肉体を借りた人間に付く鬼や龍に聞くことにしよう。
「この人間と出会った経緯は?」
鬼は笑いながら、
「あまり見た事ない人間なのは確かだわ〜それでいて白龍神と似ているのよね……性格が」
私は龍に聞く。
「僕は彼女と話す時は落ち着かせてくれるんだ……一緒に絵を描いたり、あと……少しは気になってる」
私は龍がまさかの恋に落ちたと分かるが……その人間について知ろうと思ったが、その人間は悪の魔術師、いや堕天使と一緒にいた。
「あぁ、実に懐かしい」
龍と鬼はなんのことか分からない顔をする。
「これからは大変な事が起きる……私はついにこの日為に見つけたよ」
私は急いで魔界へと戻り、かつての書類を見つけていく……やはりだ……徐々に思い出してくる。
「修復者……貴方は、何万回転生したんだ。何故この時代に生まれた貴方は何もかも忘れている……いや原初の神は復活する為の布石か?この災厄の時代に。それは私の手で、まずは記憶をないから」
私は計画を練る……魔界の王たる暴食の牙城を崩す為。
「悪魔になっていた時期が多かったが……悪の魔術師と話をしよう……」
私は近々起こる……この世界の混乱を愉しみにした。
──原初の神……
お前が目覚める時、
すべてが巻き込まれる。それはお前を知らない若き神々や龍、妖怪達には理解されないだろう




