適応する(修復者??視点)
俺は目を覚ます。でも何か忘れているような……
「解除する……」
俺は光の封印を解除して外に出てみた。すると、
「探してましたよ……修復者」
地の天使が目の前にいた。
「あぁ……悪い、修復者が俺の呼び名か?」
地の天使は俺を見ていた。
「大丈夫ですか? 3日ほど行方をくらまして、しかし……ここにあった結界らしきものから出てくるとは……まさか!?」
地の天使は俺を抱き寄せていた。
「まさか……いや、君はとんでもないことをしたな……これから君はまずは貴方は身を潜めなさい……まだ原初の神にはまだ会わせられない……」
地の天使は辺りを見渡して俺を連れて、
「自然に振る舞いなさい……なるべく気づかれないように」
俺は地の天使と共に戻ると、炎の天使は俺を見て驚いた顔をするが、自然に振る舞う。
「また……ほっつき歩くのはいいですが、眷属が心配しておりましたよ」
俺は眷属に会いにいくと、
「どこ! 行ってたの! 寂しかったんだから……またしないって言ってたじゃん!」
俺は困りながらも、
「うん……ごめんね」
分体たちがどうやら精霊界に行ける装置を完成させたらしい。
「では修復者様……眷属様、移動の準備が出来ました」
やっと会えるのか(あの子)……あれ? 俺はいつも本体と会ってるのに……
「そうか……眷属? 行くよ」
眷属は不思議そうな顔をする。
「なんか? いつもの話し方じゃない気がするけど……」
俺は咄嗟に、
「何言ってやがる! 行くぞ……」
俺は精霊界に繋ぐ柱に足を踏み入れた。
目の前に広がる光景に驚く……
全ての元素が織り成す調和された世界。
水の渦が炎を優しく包み、風が土を舞わせ、光と闇が遊び、
見たこともない植物が輝き、色鮮やかな花が爆発的に咲き乱れる。
中央に大きな木が生え、枝が空を覆い、根が大地を繋ぐ──生命の中心かのような場所から本体が現れた。
「眷属……修復者、無事に着いたようだな……んっ? 修復者か? 雰囲気が変わってるような」
本体は俺の周りを見ながら、
「原初様? あまりジロジロ見るのは慣れてないです……」
本体は少しだけ目を細めて、
「まぁ……よいか」
すると小さい子が現れて、
「主様!? 主〜? あれ? でもいいや主さまだもん」
俺は驚きながらもくっつかれてしまう。
本体はさらに俺を見る。
「あるじ?」
俺は……苦し紛れの言葉を発する。
「会いたかっ……じゃなくて、前転生してた時に会ったというか……」
本体はさらに疑わしい目をしていたが、
「それならまぁいいよ……でも嘘ついたら容赦しないからね」
助かったと安堵して、急いで自分の部屋に行った。




