総帥からの(司令官目線)
俺たちは荷物を纏めながらバタバタしていた。
「総帥殿はいつもいつも突然決めるから困るんだが! 息子も戻ってこないし」(司令官は修復者の本体です)
俺は配下たちが無事に詰め込んだのをみて、
「司令官殿~移動の準備できました。」
俺は辺りを見渡して作戦が成功することを願って、
「全軍! 行進はじめ!」
俺たちは死者の国を目指すと、やはり待ち構えたのは堕落の王だった。
「原初の神の眷属たちよ……ここを通りたければ権限と我が軍に入れ。悪いようにはしない」
俺は前に出て彼を睨みつける。そんなうまい話はない。
「我々の主はあの方のみです。我々はあの方の分身であり、この力は貴方は取り込むことなどできない」
堕落の王は悪魔どもを使い包囲したが、我々は混沌の兵士である。
「そうかならば捕縛して無理やり仲間にするしかないな それか取り込むか」
我々の作戦は成功した。なぜなら戦闘が不向きな個体は資料と荷物を天界に運んでいたからだ。
「お前が元からの目的なものはもうここにはない お前たち自決だ」
俺たちは取り込まれないことを想定した自らの核を壊していく。これは堕落の王は想定しない。何故ならば核は生きるために必要なものであり壊すということは自殺と匹敵する。だが我らは本体である総帥が生きていれば総帥の元で生き返る。
核が壊れて我らは砂となり消える。堕落の王は怒りの声を上げながら、
「くそ! 卑怯だぞ貴様ら! これでは力を手に入れられん! 絶対に捕まえてやる」
そこで意識が途切れた。
・ ・・ ・・・ ・・・・ ・・・・・
「分体起きろ……」
俺は目を覚ますと戦士たちも無事だった。人数も揃っているし、天界に赴いた子たちがいるからここに飛べるための装置を作る。
「総帥殿……堕落の王を欺くことに成功しました。これよりここを拠点として整備します」
総帥殿は、小さな生き物を見せる。
「私が探してた子だ」
俺はその子を見る。
「こんなに小さい子が総帥殿の探しておられた子なのですね」
その子は俺を見て総帥の後ろに隠れた。
「ねえ 貴方の仲間てっ何でこんなに不気味なのよ」
総帥殿はその子を連れて部屋に連れていくと戻ってきた。
「あの子は記憶を失っている……私の事すら覚えていない」
俺たちはそれを聞きながら総帥はとても悲しそうにしていた。私はあることに気づく。
「総帥殿? もしかしてこの記録とかけら集めの目的お忘れではないですか」
総帥殿は空を見ながら、
「忘れてたわ……私……何のために欠片集めてたか」
俺は装置を点検しにいった。ああいう所があるから総帥殿は、我らが支えなければならない。




