罪とは何か(修復者視点)
俺は、女神のアドバイスで家族の仕事を手伝う事にした。父と母は、俺が反省したんだと思い喜んでいた。
街の人からは、まだ憎んでる人も多かった。
俺は部屋に入り、ベットに入り込む
「こんなことして何がいいんだよ」
導き手の女神は、そんな俺を眺めながら
「あら?まだ反省してないんですか?」
俺は、その言葉を聞いて
「当たり前だ!俺に課されたのは、システムエラーを食べることだ!こんな所で仲良しこよしやっていくわけじゃねぇ」
女神は、困惑しているが何か閃いたようだ
「でしたら、この世界では悪霊退治等がございますよ。それに貴方が戦いたい欲を抑えられるんじゃないでしょうか」
俺は、確かにと考えていたときに母が部屋に入ってきた。母は、俺の頭を撫でてお金を渡してきた。
「今から家から出ていきなさい これは私と父からの最後の警告です。」
俺は、その金をとり母を見る、なぜ泣いているんだ。
「分かった。準備する」
女神は、何か気づいているようだ。後で聞くとしよう
「ねぇ?もしさ 家族がいなくなったら貴方は何をするの?」
俺は、その言葉を聞いて笑うと家を出る
「んなことねぇだろよ、死ぬわけねぇだろうよ」
すると、何か大人数が人が歩いてきていた。俺は急いで隠れた。何が起きるんだろうか…眷属はいつも帰ってくると悲しがるが、俺はその時眷属の気持ちが分かった…目の前に広がる光景を俺を逃がしたことを知った人達は、親を異端審問され拷問し火あぶりされていた。
「なぁ…なんで」
胸の奥が焼けるように傷んだ。それは炎の熱ではなく
何かしらの俺の心の中で壊れた。その瞬間に
俺は、自身の行動を振り返る。俺の行動のせいで親が死んだんだと俺を逃すための言葉だったんだと…
女神は、そんな俺を見て話す
「貴方は今まで、原初の元で殺し合っても分体達は生き返るかもしれないの…人間は生き返らないのよ。1度しかない人生なの」
俺は、この街から去った。いわば旅人なのだろう
長い道中の末に、別の国に来ていた。
その国は、宗教やコロッセオ、温泉とかな
俺はとりあえずここで仕事を探す事にする。一件一件訪ねては断られる日々を送り、路銀も尽きてきた時に町中で力自慢いや、相手を降伏させたり気絶させたら勝ちというシンプルなものだ。だが、俺はそれに興味がない…もうやらないと決めていたからだ。そしてダメ元でまた仕事を探す事にする。そして、一人の優しい老夫婦の家でおじいさんが俺の話を聞いていたらしく、俺はパン屋で働くことになった。
「いい体しとるなー ほれお前さんちゃんとこねないといい生地にはならんぞ」
俺は、パンと向き合いお客さんとやり取りしていった。そしてその夜に、盲目が現れた。
「どうやら助け合いを学んでいる事に、安心しましたよ」
俺は、ベットから起き上がりながら盲目を見る
「俺は、取り返しつかない事をしたんだと思ってるよ。生きてる価値なんてねぇのに」
盲目は首を振りながらも微笑む
「罪は消えることはございませんよ。しかし心から出てくる行動による善行を積めば薄くなりますから」
俺は、盲目からその言葉を聞いて…少しだけ救われる気がした。
「んで?俺は試練は合格なのか?」
盲目は頷きながら、何か取り出してきた。
「合格ですが、貴方にはまだ試練がございますよ。それに貴方がここに転生してきた理由は、エラーを修復するためですよね。」
俺は、忘れてた…今の生活がとても良くてこれ以上失う事はないというのに、その国の空気には、どこか焦げた匂いが混じっていた。
誰も気づかないふりをしていたが、俺だけは知っていた。 そして、あの日が来てしまった。




