試練を課す者
私は、整理していた時にあの時作った果実は処分した。あれは禁忌に等しいものであり下手すると眷属達はあの記憶から戻れなくなるからだ……むやみやたらに作るものではない。私はその記録を燃やし尽くした。
今は欠片を回収して徐々に次元をあげることに専念する。私は、人間の世界を眺めていた。いくつかの言語に分かれており、いくつかの国ができていた。そして宗教も多数に分岐していた。
神々は、人間達に干渉するのをやめて守護や導き手になっていた。どうやら、人間に力を貸して国が滅んだ記録もあった。どんな人間でも神の力を手に入れた者は傲慢になり、人々を見下すようになる。そして人々や神々の手で粛清されて、冥界という場所に幽閉されるようだ。そしてルールが作られていた。
「ついに起きてしまったか……危惧していた事が始まった」
私は、その声の主に振り向くと盲目だった。盲目は、天の主に了承を得た上で堕天使となり、この世界の調停役として引き継がれた
「これが見えていたのか?いや……人間の本質を知っている貴方なら理解できていたか」
盲目は首を振る
「いえ……あくまでも予想でしたよ。私はこれからは天の主とまた話し合いです。ついでに宗教分裂に関して怒るつもりでもありますので」
私は盲目てっ本当になんで堕天使になったのか分からないくらい天使業務やってるのは何故だろうな
「本当に……君さ 今からでも輝く者に戻りなよ」
盲目は、青い星を見ながら首を振る
「その答えは戻る気はないですよ。 私は予想しておりました。原初様も気づいていたでしょう。この世界は、神々の意図を理解せずに己を特別視する人間達が増えるでしょう。私は裁ける人間を増えるのは大歓迎ですよ。」
私は、盲目はきっと特別視してる人間を試練を与えて越えられない人間を地獄に連れていく気だと私は返答する
「だろうな……本当の繋がりを持ったとしても、それは最低神との対話であって私との対話ではない」
盲目は、頷きながらもとある記録を持つ
「だからこそ私は、選ばれた存在達を試練を課して行くだけです」
私は盲目の目的を知れたことに、満足しながらも試練を与えられる側は恐怖でしかないな。
なおかつ、強い人間ほど狙われるであろう
「では 原初様 私はこれにて」
盲目は去っていった。私は、書庫の整理をまたやり始めた時に今後の出来事を考える
きっと、神々よりも厄介な者たちが現れるのだろうな 眷属と話し合いしなければならない
この世界の均衡を保つ為には、そのシステムエラーを修正する存在を私は作らなければならない。
それは眷属と分体達と話し合おうとしよう




