女神の世界
私は女神の案内の元に到着すると、
そこは楽園とでも呼ぼうか…女性しかいない調和がとれた世界。
大地は花と緑に覆われ、
空気は浄化のエネルギーで満ち、
光が柔らかくすべてを包む。
女神達は自然と一体の自由な姿で、
争いも覆い隠すものもない。
「あの?何故服を着とらんのだ?」
女神は普通に答える。
「だって女性しかいませんし、男は全力で入れさせません。自然と調和するため、服は不要ですもの」
私は苦笑する……まぁ、だがあの子がいるかもしれない。しかし……なんとまぁ、はやくこの場所から抜けたいのは本音だ。
この浄化の光が、
私の闇を優しく溶かすけど、
あの世界を思い出させる。
「はやく……案内してくれ」
しかしこの世界は眠くなるな。落ち着くというか、
優しく溶けていく。
この平和が、
少しだけ胸を疼かせる。
自然の調和が、
失われた輝きを思い起こす。
「原初様?眠くなっております?」
私は……狼の姿になって女神抱っこしてもらい眠るとしよう。
「女神達が沢山来ますよ。みんな動物好きなので」
私は目をあけるとたくさんの女神達が……
「可愛い!迷い込んじゃったの?」
私は女神達に撫でられて、可愛がられるという幸福なはずがきつい……
浄化の光が狼の毛を照らし、
女神たちの手が温かさで撫でる。
孤独が、
少しだけ癒される。
私は女の姿になり女神の後ろ隠れる。
「うん……女神の世界は動物にならんようにしとく」
女神達は残念そうな顔していたが、知らん……私は動物じゃないからな。私は女神達にその者を案内してもらう事についでに条件付きで、押し負けたこれが叶ったあとは動物の姿で3日間だけ。
さてと此処に連れていってくれた。ここにあの子が。
「あら?貴方達は?」
うむ……あの子じゃなかった。でも近いのを感じる。
「あの子ではないが……近いのを感じる が」
やはり……薄々は気づいていたが、案内してくれた女神がその者に話してくれている。
「あら?そうなの 原初様でしたか、用事はあの子ですね……残念ながら私はその存在を知りませんね。しかし、原初様が天の主よりも生きているのであれば、青い星ではないと思うのです」
私は戸惑う……
「そんなはずはない……あの子とはここで過ごしてきたのだから」
その者は考えているととある結論に至る。
「もしかするともっと次元の高い場所にいるかもしれませんね。貴方が言う世界は秩序がないということは秩序を必要としない程、澄んだ世界となります。」
私はこの説明を聞きながら確かにと頷く。
「そうだな……争いもなければ殺し合いもない。覇権もないし」
この調和の楽園が、
あの子との世界の欠片のように感じる。
だが、もっと澄んだ輝きだった。
その者は微笑みながら、
「もしかすると次元上昇自体があっているのかもしれません。それと、女神達が何故か貴方の方に見ていますが」
忘れてた……3日間 狼の姿でここに過ごすのを。
「彼女たちとの約束だよ……」
私は狼の姿になると、女神達に撫でられて可愛がられる。
その者は笑って私を撫でていた。
ムスッとしながらも、まぁこんな日もありかと思いつつ寝るとしよう。
女神たちの手が、
狼の毛を優しく撫でる。
あの子への恋しさ。
この膝の上で、
少しだけ、
孤独が消えていく感覚
浄化の光が、
私の闇を優しく照らす。
3日後にはしょこに戻り溜まった仕事をやらねばならない
またあのこの欠片集めをしなければ




