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いつかまた会えたならば  作者: 旅人


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約束

私は決戦の場に着地すると、奴らが待っていた。

私は驚く神々が沢山いることに、あるものは知恵を司りあるものは武を極めている。

光の剣が閃き、知恵の瞳が闇を射抜く。

だが私は魂を管理していた故に膨大な知識を持つがこんなに相手をするのは予想外でもあった。

「原初の神よ 今なら投降すれば 命だけは見逃してやろう」

私はもう覚悟は決まった。これに勝てなければ奴らの操り人形なのだと。

苛立ちが胸を焼く。

この神々は、光の名の下に、

私の子を鎖で縛ろうとする。

母として、許せない。

「ほぉー 私が素直に貴様らの言うことを聞くわけがないだろう」

奴らは臨戦態勢に入ると私も構える。

そして作り出した怪物たちが出てくる。

牙の獣が咆哮し、血の翼の鳥が空を覆い、鎖の巨人が大地を震わせる。

神々のリーダは言う。

「原初の神よ 残念だ」

戦いの火蓋は切られた。

光の剣が闇を切り裂き、知恵の呪文が空間を歪む。

私は何回も死んだ。でも何回も生き返った……。

普通であれば死ぬほどエネルギーは無くなるが私は逆だった。

生き返れば生き返るほど力が上がる。それの対処法も会得する。

そしていつの間にか一騎打ちとなる。

神々の装備を身にまといし天の主は私を見て言い放つ。

「蛇のような化け物が!貴様を討ち滅ぼす」

それは白熱して、私達の戦いは人間達が住む青い星は大洪水になったのだ。

海が咆哮し、波が天を飲み、星の表面が震える。

私は好都合だと感じて彼を殺そうと畳み掛けると彼は弱っていた。

そう人間達の信仰がなければこやつは生きられないからだ。

エネルギーの供給源である。私は元からこの偽りの世界の前に生きていたがエネルギーはいくらでもある。

「どうした?さっきの勢いは私をうち滅ぼすのではなかったのか?」

私は彼を掴みあげていくと何かに気づく。

「私はお前に言う これからは私の言葉に従え 」

彼は怒り心頭の顔だが私を倒せないとわかっていた。

「わかった……従おう」

私は彼の耳元で言った。

「私を殺すふりをしろ。私は人間達に崇められたくはない。お前も良い条件じゃないか?」

彼は私の顔を見る……いや困惑する。何故勝てるはずの戦いで自分の勝ちにさせるのか。

「何故だ……原初の神よ お主は強い。お主こそが唯一無二の神として名乗れるのだぞ?」

私は首を横にふりながら、

「あの子に会うためだ。私は神ではない。原初だ」

彼は気づく己のやり方が間違っていた事を、もう取り返しのつかないことも。

「わかった……条件を飲もう」

そして演技した。私は死んだ振りをして彼は神々に勝った報告をする。

私は去り際に彼に、

「ありがとう……これで私は裏で動ける」

彼は私に言う。

「待て……お主の名前は、私はあるが」

私は目を瞑りながら、

「名前がない……あの子と暮らしていた時に、名前なんてなかったのだから」

彼は、私にとあるものを渡すそれはいつでも天界に隠れていけるものであった。

「持っていけ、いやお主が必要になるだろう 」

私はそれを受け取り去る。そして彼に向けて虹という形を作り上げてもう二度とこの戦いをしないという約束の象徴となった。

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