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?° (8)
一気に紅茶を飲み干す。
冷めてしまったかと思っていたけど、そんなことは全然なかった。
むしろ、まだ湯気が出ていてもおかしくないぐらいの熱さを感じてしまう。
「……いい飲みっぷりだな。お代わりはどうだ」
「いえ、大丈夫です」
追加を入れようとしてくるスタディンに、俺は手で制止をする。
「そうか、残念だ」
スタディンの表情には確かに残念そうだという無念の念が感じられる。
ティーポットはそれでも微動だにせず、誰かが中身を飲み干されるまではここにあり続けるだろう。
一気に紅茶を飲み干す。
冷めてしまったかと思っていたけど、そんなことは全然なかった。
むしろ、まだ湯気が出ていてもおかしくないぐらいの熱さを感じてしまう。
「……いい飲みっぷりだな。お代わりはどうだ」
「いえ、大丈夫です」
追加を入れようとしてくるスタディンに、俺は手で制止をする。
「そうか、残念だ」
スタディンの表情には確かに残念そうだという無念の念が感じられる。
ティーポットはそれでも微動だにせず、誰かが中身を飲み干されるまではここにあり続けるだろう。