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位相  作者: 尚文産商堂


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42/60

?° (6)

「夢を現実にできるなら、現実を夢にでもできるってことかしら」

元に戻りたい、というその一言だけで、あんずはそこまで読み取ったようだ。

「まさに、その通りだよ」

スタディンはサッとカップを傾けて、一気に紅茶を飲みほした。

「……そうだね、君らにとってここが夢の世界としてもかまわない。君がここに来たのはたまたま、偶然の産物でしかないのは事実だ」

お代わりを入れよう、とスタディンが再び紅茶を入れ始めるのを見ながら、いろいろと一方的に話し続ける。

俺らが聞いているかどうか、ということについてはほとんど気にしていないようだ。

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