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位相  作者: 尚文産商堂
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プロローグ

その日は朝から雨だった。

憂うつだと言ってしまえばその通りだけで話は終わる。

だけど、その日からというもの、僕の日常はゆっくりとずれ始める。


毎日が単調だと思っていたのが嘘のように、その日を境に全てがことごとく変わっていってしまうという経験を、僕はした。

したからと言って、僕自身が変わったかと言われたら少し疑問符が浮かぶものではある。

そのとき思ったこと感じたことというのは、単純にそのとき思う考えるだけではない。

あの時はああだったなと思い返すことも、また変わっていってしまう原因になるだろう。

僕はこの日記を頼りにして、どうにかそのときのことを思い返そうとしているが、今から考えても不可思議な冒険でしかなかった。

そうであるからこそ、今のうちに、この記憶が鮮明で日記も読み解けるうちに書いておきたくなった。

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