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持論。○○は本命、という人間は人を天秤にかけている可能性が高い

作者: 堀田真裏

しばしば、本命○○という表現を目にする。

そのたびに堀田が思うのは「いやそもそも、本命以外ってあるんだ(^_^;)?」ということだ。


少なくとも堀田にとっては「ある」か「ない」かしか存在しない。義理という概念もあるが、義理はどこまでも義理で、本命などと比較できる対象ではない。「○○候補」なんて失礼な呼称は堀田のなかには存在しないし、当然「本命」なんてない。


本気もへったくれもないのだ。常に本気だからだ。目移りしないタイプというのは本質的にはそうなのではないだろうか?と思う。


自分がそうなので「本命」という単語を出す人は(ああ、いろんな人を天秤にかけてきた人なんだな)と思ってしまうのだが――あなたはどう思われるだろうか?


実際にそういう人をこれまで男女問わず何人も見てきた、人生経験からの経験則もあるかもしれない。それを100%正しいと言うつもりもないが、けっこう当たっているように思えるのだ。


もちろん、たとえ性根は浮気性な人たちだって意中の相手には一途で誠実をアピールするものだ。が、やはりこういう相手は、やはり所々透けて見える、独特の胡散臭さがあるようにも思う。


そういうものを直感で感じ取れない人も、是非考えてみてほしいのだ。「いちばん好きなのは」「ほんとうに愛しているのは」「本命は」という単語。すべて、比較対象があって生まれてくる発想ではないだろうか?


それを悪いと言うつもりはないが(器用な生き方をする人たちだなとは思う)人を比較しながらアッチにしようかなコッチ、などと目移りするタイプは、いくつになろうとその本質は変わらないかもしれない。


特にある程度の年齢になってなお、こういうことを言っている相手は、ちょっと気を付けた方がいい(知り合い程度、あるいは仕事の付き合いなどの軽い人間関係ならなんら問題ない)と私は思う。


簡単にいえば、一途で誠実なタイプではない、浮気性の気質だから、そういう意味で深入りするのは慎重にね、ということだ。


「自分が選ばれたんだ。」

「自分“は”特別だ。」

そういう甘言に惑わされない方がいい。厳しい言い方になるが、自分ばかりが特別だと思い込みたいのは、ただ「自分にとって都合のいい、信じたいことを信じようとしている」あなたの弱さだという可能性が高い。


クールな目線で少し離れた場所から、その発言や行動にみられる特徴を観察してみることをおすすめする。


ついでに、自分がそういうタイプの場合、ほんとうに誠実なタイプからは(危なそうなタイプだな)と敬遠される可能性が高いのは覚えていた方がいいと思う。人は意外と見ているし気付いていたりするものだ。


ともかく、気を付けた方がいいタイプというのは社交的な側面と秘密主義の使い分けがうまいのが特徴だ。物腰も柔らかく、ナチュラルに人の心を上手く掴むし察しもいい。


そして 自分大好きという特徴がある。明らかに、一般的な普通のレベルの人よりも、自己愛が強い人が多い(必ずしも悪い意味ばかりではない。それなりに魅力もあるし、自信が漂っているので、外見の美醜に関係なく比較的モテる人が多いのも事実だ)。


気になる相手が、上にあげた特徴に当てはまる場合は、冷静さを失わず様子を見ることが個人的にはおすすめである(あなたも、その相手を“パパ活”のように利用する気持ちでいるぶんには止めない――が(^_^;))。

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― 新着の感想 ―
[一言] 嘉門達夫の「ふたまた」が脳内に流れますた
[一言] 恋愛において「本命」と言えるのはどんな人か? ・余裕のある人 →本命○○、ダメなら○○。言い方は悪いですが、滑り止めがいることで本命との恋愛に対しても、がっつかずに自然に振る舞うことができ…
[良い点] 恋愛で『本命』という表現を使う場合は、2通りの意味があると思います。 一途な恋で『相手が一人だけ』の場合に使うことと、複数の相手の中で『一番』という意味と。 もし、複数の相手と同時期に恋…
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