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春夏秋冬そして・・・Despair  作者: バーニング
主人公の日常 それと忘れられた記憶探し
17/58

過去の空白

17今日も放課後 昨日 同様 生徒取締委員会と言うのに出る


いつもと違うところはと言うと 横に3人引き連れてるところだろう


(朝から ずっと一緒に居る気がするがな…)


ドアを開けると いつものように1年がちょこんと座って居た


「こ…こんにちは せ 先輩方…」


1年の宮野雪が礼儀正しく挨拶をする それを聞いて 俺 意外の3人が挨拶をする


「なんかお前 今日 固まってんな…ぎこちない」


「いやぁ…なんといいますか 先輩達が3人も来て びっくりしてるといいますか」


「柄にもなく 緊張してるってワケか…」


俺は、いつものように座る そこで気づく


(あれ…なんか臭い)


俺は、近くの辺りを犬みたいにくんかくんかする


「佐藤君 何してるの? 匂いフェチに目覚めたのなら いくらでも私の匂いを嗅がせてあげるよ」(中山早苗)


「ちげーよ…キモイこと言うな」(佐藤秋冬)


「まさか ここに魔法陣を描くのか・・・」(ゆず)


身構える


「テレビの見過ぎだ…馬鹿 なんか匂うんだよ この部屋」(佐藤秋冬)


「(ギクッ)」(宮野雪)


「本当だね なんて言うんだろう 腐りきったミカンみたいな匂いだね」(春風夏希)


「いや…それは、流石に…例にあらわせば タイヤがいいとこだ」(佐藤秋冬)


「じゃあ 私は、にゃんにゃんだ 佐藤君 にゃんにゃん」(中山早苗)


ドシーン (佐藤が中山の上に乗っかる音)


「ちょっと休憩…馬鹿見たいな声が聞こえた気がするけど きのせーか…」(佐藤秋冬)


「うぅ…痛い 重い…けど もうそろそろ快感に…」


俺は、素早く離れた


(妙な快感もたれても困る)


「なんかせつない…」(中山早苗)


「黙れ…」(佐藤秋冬)


「どうやら臭い匂いの元は、あそこからだと思う・・・」(ゆず)


そう言って 指した方角は、1年が座っている方角だった


「どれどれ…」(春風夏希)


「うわぁ…と言うかですね 先輩 近いかと思われるのですが・・・」(宮野雪)


「確かに…なかなか 臭い!!」(春風夏希)


「先輩…そんな大声で臭いとか言われるとかなり傷つくのですが…」(宮野雪)


「ごめんごめん…じゃあここは、褒める感じに 君は、魚が死んだような良い匂いをしている どう? どう? 今の私の力作」(春風夏希)


「褒めてない 褒めてない…それに今更言い直しても遅いと思われるのですが…」(宮野雪)


「どれどれ…」(佐藤秋冬)


「って…いつのまにこんなに近くに!! 春風先輩と同じ入り方で無理矢理ここに入って来ないでください」(宮野雪 涙目)


「俺も気になってたんだからいいだろう…ちょっと黙れ…」(佐藤秋冬)


「私にも女の子と言うポリシーが…って先輩 近い… 息が 息が…当たってます…」(宮野雪 照れ)


「本当だ…なかなかの臭さだ…くんかくんか ここから出てたのは、間違いない」(佐藤秋冬)


「男にしかも先輩に臭いと言われてしまった…もう 生きていけない」(宮野雪 涙流す)


「なぁ…宮野 舐めていいか? どんな味すんのかと思って」(佐藤秋冬 好奇心)


「先輩 それは、流石に…友情で繋がっていると言われましても断らさしてもらいます」(宮野雪 真剣)


「チッ…しゃーね」(佐藤秋冬 諦め)


「今 来ましたです…」(中野白姫 登場)


それを見た 同じく全員が戦慄する


中野白姫から見たら 俺が宮野雪を襲っていると言う形になる それを周りの3人が取り巻く形に


「な…な」(中野白姫 絶句)


「中野さん これは、あの〜違うんだよ 秋冬君が襲っているじゃなくてね 宮野さんの匂いをかいでるんだよ」(春風夏希 弁解)


ボカン!!


「い…痛いよぉ」(春風夏希 頭 さする)


「逆に悪化させて どうすんだよ…この馬鹿が」(佐藤秋冬)


俺は、横にチラッと視線を向ける 宮野雪は、顔が赤くして 固まっていた どうやら使えそうにもない


「せ 先輩 ここれは、どういうことですか?」(中野白姫 怒りため)


「まぁ…あれだ 臭いものには、蓋をってやつだ」(佐藤秋冬)


「先輩 それ 説明になってないです…まず 雪は、人間です 先輩 あなたと言う人は、気づいてみればこんなことをして…」(中野白姫 怒りため2)


「こんなことをしたのは、初めてだ…舐めるとまでは、流石に俺は、言わない」(佐藤秋冬)


「な…舐める」(中野白姫 照れ怒り)


(しまったー)


「せせんぱい…あなたは、雪に何をしようと考えていたのですか!!」(中野白姫 怒り爆発)


(めんどくせぇ…)



・・・・・・・・・・・・・・・・


なんとか落ち着いて 今は、全員 椅子に座って囲んでいる


俺は、1発 いいもんもらったが…


「おい!! 雪」(佐藤秋冬)


「佐藤先輩 なんでしょう…」(宮野雪)


「なんで そんなに臭いんだ…」(佐藤秋冬)


「先輩…そこは、オリーブに」(中野白姫)


「どうでもいい…めんどくさい」(佐藤秋冬)


宮野雪が俺をジト目で睨んでくる


「なんだよ…俺のせいで臭いって言いたいのか? そんな体臭のこととか自己責任だろうが…」(佐藤秋冬)


「いや 先輩だけじゃなく 中野さんと春風先輩のせいです」(宮野雪)


「えっ? えええええ…私」(中野白姫 大慌て)


「私? 私…」(春風夏希)


「ジョーダンじゃない 勝手になすりつけるのにもほどがある」(佐藤秋冬)


「昨日 あなたたちは、何をしましたか…ここで この部室でー」(宮野雪 涙目)


『部室で?』(3人)


俺は、昨日のことを思い出す


(確か こいつがうざかったから縛って…なぜか 春風と中野がここに来て それで中野が急に帰るからとかで 春風が一緒に帰ろうとか言って それに俺は、巻き込まれて 電気を消して、ドアを閉めた…その時に変な声が聞こえたから…)


「ああっー!!」(佐藤秋冬)


「そういやぁ…」(春風夏希)


「雪を忘れてましたね…」(中野白姫)


俺達は、顔を見合わせて 苦笑いをする


「忘れてたじゃないよ…あの時 暗がりに残された私は…私は…怖かった 誰か気づいて 助けてくれるだろうと思った…だが みんな気づかず 楽しく下校…3人一緒に下校してる中 私 1人 学校でおいてけぼり…」(宮野雪 泣く)


「なんだこれ…私が何をしたと言うのか…この配役は、ダメ…せつない 気づいてもらったのが 朝の6時…先生だった…これは、ひどい」(宮野雪 大泣き)


残りの2人が宮野雪の頭を撫でて なぐさめている


「しかも放課後来てみれば 臭いと言われる始末…昨日 家に帰っておらず風呂にも入っておらず 学校の床に全身をこすりつけていれば臭くなるのは、当たり前だと思います…これは、流石に残虐だ…」(宮野雪 泣く)


宮野雪が思い思いのことを吐いている


俺達は、顔を見合わせる やってしまった 3人でだ


ここまで来たら流石に可哀想だ 俺も何も知らずにちょっと口調が荒くなった部分もある


「なぁ…宮野 何をしたら許してくれるんだ?」(佐藤秋冬)


「えっ…」(宮野雪 泣き止む)


「いや…俺も何も知らずに ってか忘れていたんだ…1つ お前の言うとおりにしてやるよ」(佐藤秋冬)


「じゃあ…じゃあ 一緒にみんなと帰りたいです…」(宮野雪)


「えっ? お前 そんなんでいいのか?」(佐藤秋冬)


「雪 先輩を逆に縛るとか 今日は、ここで冬眠してくださいでもいいんだよ…」(中野白姫)


ボカン!!


「い…痛いです なんで 殴るんですか…」(中野白姫 頭をさする)


「お前も結果的には、悪いんだからな…」(佐藤秋冬)


「いや…私は、昨日のあれを見て感じたんだ…見ては、ないけど 友達とあんなことをしたら 楽しいだろうな…って」(宮野雪)


「うんうん わかる」(春風夏希)


「確かに言えてます…」(中野白姫)


「そんなもんか?」(佐藤秋冬)


「だから私は、それ意外 選べないよ…友達を使うような真似は、出来ない…だって 友達だから」(宮野雪 笑う)


「そうですよね…よしっ 今日からみんな一緒に下校しましょう」(中野白姫)


「うんうん 賛成」(春風夏希)


「はぁ? なめてんのか…」(佐藤秋冬)


「はいはい 殺し文句は、いいですから 帰りましょう…」(中野白姫 笑う)


「チッ…」(佐藤秋冬)


俺は、めんどくさいので何も返さなかった


あいつらは、先に下駄箱に向かった


「佐藤・・・」


俺と一緒にまだ下駄箱に向かってない奴から声がかかる


「なんだ…ゆず」


「この世界は、いいな・・・楽しそうで・・・」


「何が言いたい…あれを見て 俺の計画が狂うとでも思ったか? 残念 1年後には、滅ぶ」


「いや そんなのわかってる・・・」


「ゆずよお前 春風にあのことを打ち明けてないみたいだな…」


「よくわかったね・・・」


「あんな友好的に喋りに来る奴が俺を敵だとは、思ってないとみたんだよ…」


「仕方ないさ・・・あの子は、天界でも結構嫌われてるからね 時期 王女と言われているが 批判する者の方が多い・・・ただスタイルと顔の可愛さでいってるようなものだね・・・」


「おい…そんなに内情に話していいのか…敵だぞ?」


(王女ね…そういやぁ 俺のところにも王女居たな…それだけじゃない 俺と王女は、愛し合って居たのに!! あいつがあいつが裏切るから…)


俺は、昔のことを思い出して体 全体が暑くなる


(ミラ王女を返せ…)


「なんで私も言っちゃったのかなと思った・・・なんか あなたを見てると友達な気がしてね・・・」


「友達? 敵同士が友達だと笑える…」


「違う 昔・・・私とあなたは、どこかで会ったことがあるような気がする・・・」


(会ったことがあるだと…その言葉 つい最近にも聞いたな)


「会ったことがあるだけじゃない・・・遊んで 一緒にも暮らして・・・うっ…」


頭が急に痛くなったのか ゆずは、頭を抑える


「大丈夫か?」


「うん・・・大丈夫 過去のことを思い出すと 頭が痛くなるの・・・」


(過去のことを思い出すか…そういやぁ 俺も王女と遊んで死んでからここまでの中途半端な記憶しかない…始めと後の記憶がないんだよな…王女と繋がった時の記憶は、鮮明に覚えている)


その時のことを思い出して 顔が赤くなる


(でも ミラが死んで その後 俺は、どうなったんだ…)


「実はな…その言葉を聞くのは、2回目なんだよ…お前とその前に中野…」


「中野・・・そういやぁ 私も中野がそこに居た記憶がある・・・私と夏希と中野とあなたで・・・うぅ…うっ…」


ゆずが倒れそうになる 俺は、それを見て体を支える


「大丈夫かよ…頭が混乱してる ゆっくり思い出せよ…」


「ありがとう・・・敵なのに悪いね・・・」


そうだ俺達は、敵だ 敵同士だ なのに俺は、こいつを助けようとして しかも優しく語りかけると言う俺に似合わないことばっかしている…


(チッ…自分の甘さが…)


でもかなり気になる 自分の過去が気になり出している


(そういやぁ…おかしいところは、かなりある 記憶がなくなるのは、あるが 中途半端に王女のことだけを覚えているのもおかしい 俺の人生の始めと後が抜けている そこだけが抜けているのもおかしい…)


これは、誰かの戦略によって 無理矢理消されたに違いない…その時 俺達は、何かをしでかしたんだ…だから記憶を消された… 自分の憶測だが


そうなってくると全部の真相が知りたくなる


(なんだ…何があった…思い出せ 思い出せ…俺は、地獄の門番 ケネシスなんだぞ!!)


ふと4人で楽しく遊んでる風景がちょっとだけ浮かんだ よく見たら5人居た 顔は、見えない…多分こいつが言う 俺と春風とゆずと中野だろう じゃあ もう1人は?


そこで消えて 凄い激痛が頭を襲う


(中から見れないようにロックがかかっているのか…)


多分 何かあったのは、どうやら事実だったらしい


(後 1年か…探し物 もう一つ増えたな… もう裏切り者のことは、どうでもいい…今は、こっちに集中だ)


【春までに記憶を取り戻す】


俺達は、みんなが向かった 下駄箱に向かった

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