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3月
~プロローグ~
つたない文章ですが、これからこの小説を書くにあたって
①自分の気持ちに嘘をつかない
②話を盛らない
③精一杯書く
ことを読者の皆様に誓いたいと思います。 2010,08,21
~3月~
煙草臭い、怪しげなカラオケルームを出た。
「ここでバイバイかぁ」「絶対メールするからね」「またこっち来てね」
お別れの際のありきたりな言葉が飛び交う。
私は「うん。」とか「また遊ぼうね」とか言いながら
笑顔で対応した。
ぎゅって抱きしめてくれる子もいた。
けれども、もう本当に一生会えないかもしれないのに
私は悲しくない。
決して感情が乏しいのではない、この子たちが嫌いな訳でもない。
その時のわたしは期待と楽しみでウキウキしていた。
もう終わろうとしているシンガポール生活に別れを告げ
新たに始まろうとする日本の生活にー…