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【幕間】第4章ふり返り — 通す者は、通した責任を負う


あらすじ


“継承の場”で提示された条件は「名/時間/証」。クロは《時蝕》と《封鎖》で代償を最小化しつつ“名”を通し、テンペスト幹部・グラム(《時断》)と対峙。橋脚下の配給を蝕む“刈り取り”を発見し、管制“Ω”→債務保管庫で“名義(責任)”の扱いを学ぶ。市針塔では“名の競売”を**固定(三)にさせず開示(二)**で止め、新技《結時むすびどき》で「切らずに結ぶ」方針へ転換。経路管制で「止める・結ぶ・返す」を徹底し配給を安定化。ラストはテンペストからの“交渉”要請――舞台は旧観測塔へ。


第4章の主な出来事(時系列でざっくり)

•《継承の場》:条件=①名②時間③証(2で開示/3で固定)。改ざんを《封鎖》+《斬時》で退け、**“名は通路”**というルールが浮き彫りに。

•橋脚下:配給ゲートに“刈り取り”逆流。ゼロ署名で通過最優先、責任は粒に分解して清算を最小化。

•管制“Ω”:反転弁を《封鎖/繋ぎ替え》で是正。《換命》(ミリィ)の“貸命”に対し名義だけを引き受ける逆手を実行。

•債務保管庫:**証(Ωログ)+出頭(徴収官)**でテンペストへ名義を“仮返還”。「三で固定はしない」を選択。

•市針塔(名の競売):**空白(無名)**の受け口を“証印”で箱化し、二で開示、三は拒否。ミリィの刻限延長を《結時》で“数え飛ばし”。

•経路管制:黒い枝(増設)を「止める→結ぶ→返す」で整理。配給:安定、未清算:鍵側に1を残して章終盤へ。

•締め:テンペストより「旧観測塔での交渉」通告。ノアの原点で、**“針を刺す手”**と対面する決意。


主要キャラの動き

•クロ(《時蝕》):切って奪う発想から、《結時》=結んで通すへ進化。責任を“粒”に砕いて扱う技を獲得。

•セレネ(《命響》):負荷の肩代わりで要所を支える。「いまだけ」の使い方が的確に。体力の限界は描写継続。

•ノア(観測者):観測ラインを守りつつ“印(ログ印)”運用を主導。観測を傷つけない交渉原則を提示。

•グラム(《時断》):断面そのものを消す高等手。待ち針=名への重しを残し「名は通路」と警告。

•ミリィ(《換命》):刻限を“買う”戦術で固定(三)を狙う理詰めの敵。

•レオ(《時与》):要所での“貸し”により救命。以後の返済(責任)を示唆。


キーワード超ミニ辞典

•《継承の場》:名/時間/証の2=開示/3=固定。

•《時蝕》:連続から“ひとかけ”噛み取る。今章は責任を粒化して扱う応用が核。

•《結時》:切らずに配給と受け口を結ぶ新技。刻限の“数え飛ばし”も可。

•“名は通路”:名義=受け口の道。覚えられると**針(重し)**が刺さる。

•通した責任:ゼロにはできない。払う相手と瞬間を選ぶのがクロの流儀。


第4章のテーマ


「通すと決めた道の“責任”を、切らず・奪わず・結んで返す」

――強さ=破壊ではなく接続にある、という発見。


次章(第5章)への予告


舞台は旧観測塔。

合意(観測を傷つけない/寿命の強要なし/記録に残す)を土台に、テンペスト代理長&グラムと交渉戦へ。

キーワードは「印(無名にも効く印)」

4章もお付き合い頂きありがとうございます。


気合を入れて設定を作っていたら、4章から分厚くなってしまいました。


各章13話と決めているので、1話ごとの厚みがこれまでよりかなり厚くなっています。


これまでの感想があれば、お気軽に頂けると嬉しく思います。


それでは、明日から5章を投稿していきます。

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