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(二)-6

 忙しい店内では店員だけでなく辰巳と千川の両側の席も五分、一〇分で次々と入れ替わっていった。そんな中で、二人は追加で瓶ビールを頼んだ。


 店員は「まだ飲むのかよ」と呟やき、厨房にビールの注文が入ったことを告げると背後で呼ばれた客の方を向いた。

 千川は「はぁ?」と声を上げた。辰巳は「止めとけよ」と応じた。店員は千川の言葉に気づいたふうもなく、仕事に集中していた。

 その少し後、店員の赤塚が栓を開けたノッポロビールのビンをもって二人の前に置いた。

 ビンをテーブルに置いたときに、ガンと音が鳴った。静かではない店内にも音は鳴り響いた。


(続く)

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