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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
99/101

最後

警察官は「君は誰なんだ?沙織さんは其処に居るのか?」




「俺様はお前達警察官が探しているエナス様だ!、直ぐにこの家から出てゆけ!、さもないと?このお嬢ちゃんがどう成っても知らないぞ…」



捜査員は中に容疑者が居たのにビックリした。



「バカな事はするんじゃあ無い、直ぐに出てきて、沙織さんを解放するんだ!」



エナスは沙織の口にした猿ぐつわを外して、馬乗りになり、左手で沙織の胸を掴み右手でナイフを胸に近付けた!



「イャーッ!助けて〜っ!」



捜査員は沙織の悲鳴を聞いて、直ぐに捜査本部に連絡を入れた!



「緊急連絡!緊急連絡!此方吉田さん宅の捜査員!容疑者が沙織さんを人質に部屋で立て籠っています、至急応援お願いします!!」



捜査員は繰り返して捜査本部に告げた!



聞いていた芦屋警視と信人は顔面蒼白に成った!


親父は大声で確認した

「何だと!容疑者が吉田沙織さんを人質に部屋で立て籠って居るんだと?」



「はい、その通りです!!判断をお願いします!」



信人は「親父!直ぐに沙織さんの家に向かいたい!!」


緊急事態だ!芦屋警視は本庁にいる佐々木警視正に報告して、指示を求めた。



本庁では佐々木警視正(参事管)が容疑者を狙撃するようにと、警察の特殊部隊に出動命令を出した。


直ぐに特殊部隊は編成されて、吉田邸に向かって出発した。



☆☆


信人は親父とまだ捜査本部に居た。



本庁から芦屋警視に特殊部隊が吉田邸に向かったと連絡が入った!



親父は信人に


「今から特殊部隊が沙織さん救出に向かうから、もう少しで保護されるだろう」


俺は「親父は此処でじっとして待って要るだけなのか?動く気は無いのか?」


と冷たく言った!



「本庁からの指示に従って私は此処で待機なんだ!」



親父は握りこぶしで机を叩いた!



「俺は沙織の傍にゆくぜ…」


「ダメだ!スワットの邪魔に成るだけだ!お前も耐えて此処に居るんだ!」



「親父!特殊部隊はスワットなのか?」



「ああ…外部には喋るなよ!」

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