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リミット☆ハイスクール  作者: 石川美由紀
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恥じらい

「夢で良かったよ〜っ、私の赤ちゃん無事で良かったよ」



沙織は自分のお腹を撫でながら信人に告げた!



「沙織?赤ちゃんって、・・・」信人は既成事実に言葉に困った…


沙織もお母さんも安全日だって言っていただろう?



「あのね、私のお腹の中には信人の赤ちゃんが居るんだよ!」


嬉しそうに、またお腹を触りながら信人に話した。



「沙織も、お母さんも安全日だって!?・・・」



「そうよ!赤ちゃんが出来安い排卵日なの・・・」



信人はまたまた言葉に困った・・・



沙織親子にはめられたと・・沙織は一生俺が守ってやると改めて決意した!


俺は沙織にそっとキスをした。



「今日はゆっくり休んでいな、俺は親父の捜査本部に行って事情調査されて来るからな、何か合ったら直ぐに連絡してくれ」



「解った!私は家で待ってます、あ・な・た!」


顔を俺に向けてまたキスの催促をしている沙織…




俺は沙織の身体を抱き締めてキスをした。



「まだ疲れて要るだろう、まだベッドで寝ていて良いからな。」


「うん、そうする!信人は朝食にするの?」


「そうだな!少し手伝ってみるかな…」


信人は朝食の準備をしているお母さんのキッチンに出向いた。



「おはようございますお母さん」


「おはよう信人くん!」



「俺にも手伝わせて下さい!」


「ありがとう!沙織はまだベッドの中なのね」


「はい、疲れて要るみたいだから… 」



お母さんはそれ以上聞き返さなかった…



俺は初めて沙織のお母さんの手料理を手伝った。

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